理想像を演じることによる欲求の制御

 

大学の期末テストと期末レポートを終え、一週間ほどのんびりしてたら精神衛生が向上したので、久々に記事をば。

京大現代文の対策法を今週の土曜に書き上げる(つもりな)ので、その告知をしたかっただけですが。

 

 

 

 

 

最近、ニコニコ動画でこんな動画を見ています。

見た通り、第一次世界大戦の動画です。元は2ちゃんねるで、第一次世界大戦アスキーアートを使って勉強しようというスレッドがあったようで、そこで一人の人が数年かけて作ったアスキーアートと大戦の解説を別の人が動画化したものです。

 

私は高校では日本史選択で、世界史も多少やってはいましたが詳しくはてんで知りませんでした。良い機会だということで、このシリーズをずっと見ています。

 

その中で、ロシア帝国にブルシロフという軍人が出てきます。

 

塹壕戦が主流だった第一次世界大戦においては、どの国も、まず数日にわたる砲撃(準備射撃)を行います。そして敵の防御施設を破壊した後に、歩兵を進軍させるのです。

ところが、そうした冗長な準備射撃は防御側にとっては非常に好都合です。なぜなら、敵が攻撃を仕掛けてくることと、その目標がわかるからです。

それがわかるので、防御側は敵の攻撃目標地点に予備軍を配置して、敵の攻撃に備えるだけで簡単に守ることができます。

 

つまりこの戦争は防御側が圧倒的に有利だったのです。

ドイツ軍は西側でイギリス、フランス、ベルギーに対し攻勢をかける一方で、東側では同盟国オーストリアとともにロシアに対して防御の構えを取っていましたから、ロシア軍は攻めあぐねていました。

 

そんな状況で、ロシア軍は、フランス等へのドイツの攻勢を弱めるために東側でドイツに対して攻勢をかけようとして、ブルシロフに攻撃命令を出します。

ブルシロフは、オーストリア軍の前線に砲撃を広範に、そして極短時間行います。その後、オーストリア軍の多数の、手薄な箇所に「突撃隊」を送り込み、前線を崩壊させます。

彼の砲撃が短時間であったこと、また攻撃目標地点を絞らせなかったこと、そして突撃隊が同時に戦線に多数の穴を開けたため、オーストリア軍は予備軍をどこに送るべきかがわからず大混乱に陥ったのです。これはのちに広まる「浸透戦術」の先駆けだと言われています(初学者なので理解に誤りがあればご容赦ください)。

 

理想の人物とは?演じる利点とは?

ブルシロフはこの攻撃によってオーストリア軍に150万人もの大損害を出させ、オーストリア軍を実質崩壊させています。

彼のこうした功績により、先ほど紹介した動画でも非常に知的で冷静な人物として描かれます。

 

さて、前提が長くなってしまいましたが、ようするにブルシロフはかっこいいのです。冷静で、欲望に突き動かされたりはしないのです、きっと。

というわけで(?)、そんなかっこいい彼に憧れて一人でいるときは自分がブルシロフのような人間になった気持ちで生活してます。...自分を名将だと思い込んだ精神異常者だとか言わないでください!

 

 

こうすることで、実際に欲望を制御できるようになっています。

ゲームしたいなと思っても、いやいやブルシロフは急な情動に突き動かされたりせず、その日のタスクをたんたんとこなす人のはずだ、と思い直すのです。

また、そもそもブルシロフが「あ~もう勉強だっりいなー寝よっかな~」とか思いそうかと言われたら全く思わないだろうなということで、そもそもそういう「緩んだ感情」がセーブされます。これこそ最も重要な効果です。

おかげで、ブルシロフの真似をするだけでかなりストイックに生活できてます。

 

理想の人物を演じるというのは、つまり自分の感情ごとまるっと理想の人物の感情にしてしまうということです。

 

 

てなわけで、タスクさえきちんと設定すれば勉強なんてお手の物ですから、あとはどうタスクを履行するかということで、今回は理想像を自分で演じることによってタスクを履行しよう(感情をコントロールして他の欲求を抑えよう)という話でした。もちろん人によって効く効かないがあると思いますが、ものは試しにやってみてください。

 

理想像は、感情的でなく、理性的で、また軍人のように命令に従順な人を立てるといいです。

現代ではイチローなんかが最も近いのかなと思いますが、やはり感情をかけらも持ち合わせていないような軍人というのが、自分の感情をコントロールするという面ではちょうどいいんじゃないのかなと私は思っています。

 

そういう真似すべき理想像を見つけられることができるということは、アイデンティティを見失い根無し草のように生きる現代人にとって、歴史を知る一つの意義に成り得てはくれないだろうかと、歴史好きの一人として思ったそんな8月初旬でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

京大英語への道のり<英作文>

あああああ!もう7月なんだけど!!

どうしてくれるんこれ...

 

 

いやあほんと意欲はあったんですけど、いかんせん慣れないコミュニケーション生活に苦労したみたいなそんな言い訳が通用しないほどブログをサボってしまいましたね。

3週間くらいサボった気がします。

 

前の記事で、「1週間隔更新したい!」みたいな宣言をしていたんですがどこに行ってしまったんでしょうか。5000兆円ほしい!くらいの気持ちで書いたんでしょうね、きっと...。

 

 

まあ僕はクズだと宣言しているので(開き直り)そこんところは、きっと見てくれてる人も配慮してくれると信じてます。配慮しろ!

 

 

 

そんなこんなで本日は英作文に関してです。

従来の和文英訳

京大の英語は4つの大問で構成されていて、そのうち大問3、4がそれぞれ英作文で各25点満点となっています。

 

全体の英作文が占める割合は50/150ですので、無視して通るわけにもいきますまい。

 

 

従来は京大英語の英作文は「和文英訳」が主流でした。

 

これは読んで字の如く、「和文」、つまり日本語の文が出されて、それを「英訳」するだけの超シンプルな出題でした。

 

ほんっとこれだけならよかったんですが、僕が現役の時はひどい目にあいました...。

 

 

新傾向の自由英作文(?)

つまり2016年の京大入試の時、その魔はついに顕現しました。

 

それが自由英作文です。

 

一応自由英作文とは「○○について英語で○○語以内で論じなさい」とかの、「自分で文章の内容を考え、それを英語で表現する」タイプの問題のことです。

 

2016年の京大入試の大問4でついにこのタイプの問題が出たのです。

 

あまりにショッキングだったので記憶から消し去られてましたが、確か「積読」について英語で会話しているシチュエーションで、一部会話が空白抜きしてあって、ここを埋めなさいとかそんな感じの問題だったと思います。

 

 

僕はもう過去問見る気になれないので()みなさんのその目で確認してください!(攻略本)

 

 

 

もちろん2017年の京大英語にも登場しました。

出やがったな...。

 

このときは「音楽に国境はない派」「音楽に国境はある派」の両者の意見をそれぞれ書かされるという問題でした。

 

 

タイプは違えど対策は一緒

ここまで「自由英作文」というていで上述の問題について話していましたが、実際には「条件英作文」と呼ばれていた気がします確か(うろ覚え)。

 

 

名称なんてどうでもいいんだよ!大事なのは中身です。

 

 

このタイプの問題はけして自由なわけではなく、会話に合わせた英文を書くという条件が付随しています。

 状況に合わせた和文を作り、英文にするだけです。

 

 

 

考えてみると従来の和文英訳と新傾向の条件英作文の違いは、すなわち、「和文が用意されているか、自分が作るか」、これだけなのです。

 

そのうえ後者は自分で作ると言っても実際にはある程度条件があるわけですから大した問題ではありません。大切なエッセンスを忘れなければ、京大志望の方ならば簡単に突破できます。

 

ですがその前に、まずは従来の和文英訳の対策法を一通り紹介しましょう。

 

 

 

和文英訳の対策

対策も何も、和文はあるわけですからそれを訳してしまえば終わりなんですが、そうは問屋が卸しません。

 

和文はたいてい英訳するには難しすぎる文章になっていますね?私は現役時に「パンが膨らむ」という文章がどうにもできず大爆発した覚えがありますがみなさんはどうでしたか。

 

基本的には「和文和訳」をします。さっきのパンの問題で言うなら、今ならうまく書けないだろうなあとあきらめてせいぜい「パンが出来上がる」くらいの表現に和訳しますね、僕なら...。

 

 

 

和文和訳とは、英訳しろと出された和文を、より簡単な(英語で表現しやすい)和文に頭の中で書き直す作業のことです。

 

 

よく言われていることですが、英作文で重要なのは、難しい表現ではなく、自分が正確に使える表現のみを使うべし!ということです。

 

和文和訳によって自分が英語で表現できそうな和文までいじって、それを英訳するだけでいいのです。

 

 

和文和訳のポイントとしては、まず元の和文の指し示す情報から想起される絵を頭の中に浮かべて、それをより簡単な表現で言い直します。

 

むろん、元の和文をより簡単な表現にそのまま和訳してもらってもいいですが、一回イメージを作ってそのイメージに対して自分が思った「率直な感想」とでもいうべき表現は大変簡単なものになりますから、僕はそういう風に考えて簡単な表現を作り出していました(例えば「満員電車で人混みをかきわけて奥へ進む」という和文を、そのまま和訳するよりは、まずイメージにします。すると、「人がたくさんいる電車のなかで」「なんとか先に進もうとする」くらいの和訳を作れそうです。)

 

これが和文英訳においての基本的な対策です。

 

これさえあれば、あとは文法さえただしく覚えていれば文法ミスなどで減点されることもなく 高得点をいただけます。

 

しかし文法を丸暗記してばかりであまり実際の運用においては自信がない、なんてこともあるかもしれません。

 

そこで私がオススメする参考書は『和文英訳教本文法矯正編』です

 

この本の趣旨は、文法的に正しい和文英訳ができるようになろうということで、我々が文法的に間違えやすい(または曖昧な理解しかしていない)分野の文法事項(時制、冠詞、仮定法など)を含んだ和文英訳の例題が集められているものです。

 

この本一冊で文法をより実践的に理解できましたし、何より過去問をやってない私にとってはこの本がほとんど実践演習のようなものでした。さらには覚えておきたい表現(天気、~が多い・少ないなど)の暗記にも役立ちました。

 

もし時間がありましたらこの本の例文の英訳をすべて覚えてしまうのがよろしいかと思います(私は半分くらい覚えました)。

 

同じ著者による京大難構文読解と和文英訳(主に過去問の抜粋)の参考書も出ていますが、過去問すらやらなかった私ですから京大レベルの問題、それも十数年前の難しい問題などに触れるのはオーバーワークだと思ってやりませんでしたが、25か年やる余裕のない人はやってもいい、くらいの量ではあると思います。

 

私としては25か年やる余裕があれば数学などに力を割いていただきたいものです。

 

 

条件英作文に必要なこと

さて、二つ前の段で条件英作文は大切なエッセンスを忘れなければ簡単に突破できると書きました。

 

そのエッセンスとは、ずばり「自然な会話を作ること」です。

 

例えば現代文の問題で「~の理由を答えよ」と問われれば「~だから」と答えなければならないということはみなさまは耳にたこができるほど聞いていることと思います。

 

これと同じことを条件英作文でもします。2年連続で会話英作文でしたから、今年もそうなるか、あるいは変えてくるか、何とも言えませんが、どちらであれ大切なのは「問われていることが何かを見極めること」です。

 

会話においては、空白抜きされている前の部分の相手の発言に対し自然に受け答えをしなければなりません。

 

相手が「~ってどういう意味?」と聞いてきているのに、「~は...という意味だよ(S mean ... くらいでしょうか)」ということを答えなければ、全く自然な会話ではありませんよね?必ず「~は...という意味だ」と答えてやらなければなりません。

 

ここは最終防衛ラインです。この「相手に聞かれたこと(問われていること)が何か見極めてそれにきちんと答えてやること」だけは死守してください。

 

 

これさえできれば、あとは適当に簡単な和文を作ってください(投げやり)。和文英訳での和文和訳同様、簡単な文章を作ることを心がけてください。京大を志望するあなたたちならきっとできます(過信)。

 

ポイントとしては、厳密に論理的な文章を作らなくても大丈夫です。

 

エッセイとかなら話は変わってきますが、会話文なので、接続詞などを使って徹底的に論理的にする必要はありません。たらたら書き連ねてください。

 

本当は具体例とかを使って示せるといいんですけど、おじさん疲れたのでここまでです...。きっとみなさんが実戦練習をしていく中で、私のこのアドバイスの意味が分かる日が来ると思いますので...。

 

 

 

 

 

ん長い!!この記事、長いボッボボボボボボボボボアッ、ながボボボボボッボッボボボオボッボボ

 

ので、最後にまとめです

①和文英訳は、和文和訳で自分が英訳できるレベルの簡単な日本語に言い換えよう

②条件英作文は、相手に問われていることにきちんと答えるということを最低限やって、簡単な英文で書こう

 

 

 

 

本日は以上です。ぬわ~疲れたもおん...

3週間ぶりということで反省と謝罪の意味を込めて旬なネタを使いました、楽しんでいただけましたらば幸いです。

 

 

楽しくない受験勉強も、私たちの心持ち次第でいくらでも楽しくなるものです。みなさまも楽しくやっていきましょう。

京大英語への道のり<英文読解>

 

6月となり梅雨入りもしました。梅雨を鬱陶しく思う人は多いことと思いますが、宅浪は家から出なくていいので関係ありません。無敵です。

 

気圧の関係か頭痛はするし気分はもわっとするかもしれませんが、余裕のある今のうちに他の人と差をつけたい、そんな6月です。

 

無敵のみなさんに本日は、英語の中で最も重要だと言っても過言ではないこの「英文読解」という分野に関してお話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

英文読解とは

 

さて、そもそも英文読解というのが具体的に何を指しているのかということをまずは明らかにしておきましょう。そのためには、「英語長文」というジャンルを引き合いに出す必要があります。

 

みなさんは英語長文というジャンルはご存知でしょうか。河合塾の『やっておきたい英語長文』のシリーズなどがこれにあたります。つまり英語長文の問題と、その解説が載っている形式の問題集のことです。

(私はこの英語長文の問題集をやる必要は全くないと思っています。事実やりませんでした。受験生はこの『やっておきたい英語長文』を解かないと死ぬ呪いにかかっているのかというほどやっているイメージがありますが、英単語・英文法・英文読解をきちんとして、あとは過去問なり京大模試なりあるいは予備校やZ会などの京大実践問題集みたいなのをやれば十分です。)

 

 こちらは長文というだけあって掲載されてる英文は大変長いです。

 

 

それに比べいわゆる英文読解と呼ばれるものは、短~中くらいの英文が用意されて、その構造の取り方を勉強するジャンルの参考書です。

 

構造を取るとは、例えば一つの英文があるときに、この部分は主語でこの部分は副詞句でこの副詞句はこの動詞にかかっていて...という風に、文中の諸要素を決定していくことです。

 

 

英文読解はなぜ重要なのか

 

まず、英文読解ができなければ、京大英語において頻出というか出ないことはありえないであろう、下線部和訳問題に対応できません。

 

ですから英文読解は必須なわけです。

 

一方、長文を読む際にも英文読解の鍛錬というのは非常に役立ちます。

 

というのも、下線部を引かれていない箇所の英文は、基本的には簡単な構造のものが多いです。もちろんそうでないこともあります(昨今は文中のthisに下線部が引かれて、このthisを説明せよといった問題が出ていますので、そういった問題の時には下線部を引かれていない部分に難構造があることもあるでしょう。そういう問題においては実際のところ、自分で下線部を引くこと要求されたうえでそこの和訳をするだけなので、本質的に下線部和訳と大差はありません)が、時間の限られた入試という戦いの中では下線部に対する思考時間を最も大きくしたいところであります。

 

 

そこで、英文読解の参考書を何周もします。英文読解の練習をたくさんしていると、英文読解をする際の思考様式が体にしみつきます。英文を読むときに無意識に英文読解をすることができるようになります。私はこれを「自動化」と勝手に呼んでいます。

 

「自動化」された思考様式のおかげで、簡単な英文ならかなりスピーディーに読むことができるようになります。入試長文においては、これによって問題と関連の薄い部分を時間をかけずに読んで、問題付近でじっくりと意識的に英文読解をするように読むことで、時間内に6割の点数くらいなら取れるようになります。

 

 

というわけで、英語長文の問題集なんかやってる暇があったら何回でも英文読解の参考書を周回した方が私はいいと思うのです。もちろん、自動化ということを意識したうえで実践的に英語長文の問題集をやるのならいいと思いますが、そんな余裕があるならきっとあなたはクズではありません。素晴らしいことです。

 

我々はクズなのでコスパよくいきましょう。英語長文の問題集なんぞやってる暇があるなら他の科目をやりましょうね、嫌いな数学あたりをね。

 

 

英文読解の参考書

では参考書は何を使ったらいいのかということですが、これは有名どころなあの2冊だけです。

 

①ポレポレ英文読解プロセス50

 

伝説と言っても差し支えない、大学受験のバイブルの一つです。この本の一番いいところは、とにかく薄いことでしょう。だから何回も周回できます。何回も周回していると、著者の西きょうじ先生の思考様式が勝手に脳にインストールされています。

 

やり方としては、1周目はまず英文を見て、ちょっと考えて、解説を読んで納得して、ついでに知らない英単語や文法事項などがあったら調べて完璧にして。あとは何回も読むだけです。

 

僕は6,7周くらいしましたが、それくらいやると、1か月くらい英語をほっぽりだしていても英語を読むときの思考様式が抜けることがなくなりました。これが以前「英語は一度頑張ると力が持続するのではじめのうちに頑張りましょう」とかなんとか言った所以です。

 

レベルとしては、正直今の京大英語の構文の難しさなら、ポレポレでも十分なような気はします。ポレポレを習得して、あとは京大レベルの実践をやって相互に理論と実践を補強しあうことで十分6割がとれます。

 

 

②英文読解の透視図

 

こちらも有名どころですね、ポレポレの並~難レベルとポレポレより難しいレベルの問題が入ってます。つまり、ポレポレとかぶってる部分もそこそこあり、やたらめったら難しいところもあります。ですので、京大英語でさらに稼ぎたい人向けといったところだと思います。

 

実際私は2,3周しかしませんでした。ポレポレのように暗記するというよりは、難構文を読解する実践的な練習をしていたという感じですね。

 

こちらは必須ではありませんが、余裕があったらばどうぞやってくださいませ。なかなか濃密な問題集でした。

 

 

 

 

 

 

というわけで、英文読解の重要性はご理解いただけたでしょうか。ポレポレは必須です。

 

他にも伊藤和夫先生の英文解釈教室は京大英語のバイブルだと言われて久しいですが、あんな分厚いものをやる必要があるほど今の京大英語は難しいとは思えません。

 

というのも、京大全体のレベルは年々落ちてるような気がしているからです。実際文学部なんかは毎年のように合格最低点が落ちてたのを見て「俺でも行けるかも」と思って志望し始めましたし。

 

ですので、英文読解に関しましても、英文解釈教室のレベルまで到達する必要はない、というのが私の考えです。昔の京大入試ならばあれくらいまで行く必要があったのかもしれません。

 

凡人としてはありがたいことですが、なんだかもの寂しくもあります。そんな日曜日でした。

 

 

 

 

京大英語への道のり<英文法>

 

さてさてみなさま、すっかり暑くなってまいりましたね。

私は今まで何をしていたかと言えばなんのために生きてるんだとか将来どうなるんだとかの青くさ系のことを日がな考えるかたわら大学に行ってたらたらしてました。ブログ更新してなくてごめんなさい、クズなので許してください...

もうなんならブログの書き方を忘れたまでありますがリハビリがてら書いていきます。今後は一週間おきにコンテンツを生み出せればなと思っております。

 

大学へのうっぷんや僕の迷走がツイッターで見れるので興味がある方はフォローしてください。フォローしなくてもいいです。なんならよく京都大学に文句を言っているのでやる気を奪いかねません。やっぱりフォローしないでください。

 

 

 

 

今回は英文法に関してです。

 

 

英文法:理論部

日本の英語教育は文法に偏りすぎている!とか言いますが、残念なことに受験に英文法が出ている以上は我々はそれをしなければならないのです。

 

実際英文法を知らなければ英文は読めないし何より英文を作ることができません。

センター英語には文法問題がたくさん出ますし(今後の入試改革でどうなるかはさておき)、京大英語ではご存知の通り和文英訳と特に昨今では自由英作(会話型)が出てます。英文法を知らずにこれを乗り越えることはできないでしょう。

 

というわけで、きちんと英文法はやりましょうね。

 

 

まず高校1年生のときにみなさん網羅型の分厚い総合英文法書を買わされたと思いますがいかがでしょうか。これをひとまず、暗記はしなくていいので理解して読み進めてください。

 

以前の記事で書いた記憶がありますが、こういった網羅型の参考書は私が言うところの狭義の参考書です。つまり、参考、参照する辞書みたいなイメージです。

 

これはいわば理論を学ぶものです。しかしこればっかりやっていてもしょうがない。実戦に即した問題集をしなければ本当に実戦で戦える力はつかないでしょう。理論⇔実践の相互補完というやつです。これ前書いたような記憶があるんですが、どうでしたかね。

 

理論を一通り学んで、実践の中で理論を確認して、自分の認識の仕方に問題があったりしたらばまた理論へ戻って理解しなおして、それを実践で活かす...。

 

こうして理論と実践を行き来することでお互いの力がつきます。数学でも現代文でも、これは全ての科目に言えます。

 

 

というわけで、まずは英文法の理論にあたる参考書ですが、はっきり言ってなんでもいいです。私は「be」とかいうタイトルのやつを買わされましたが、市販のものでもなんでもいいです。

 

一応浪人時『英文法の核』というのが新しく発売されたので買ってみました。特別良かったというわけではありませんが、網羅型にしては薄めで(その分網羅量は少なめ)周回しやすかったのでいいかもしれません。(英文法の核にはまさに実践部にあたる、英文法の核問題集みたいな本も同時に売られてました。しかしこの本は上位私立向けの難易度のもので、センターでしか文法問題を解かない我々京大志望にとっては不必要だと思います。)

 

また受験サプリの関正生先生の動画なども非常に良かったと思います。何より楽しかった。受験勉強なんて楽しんだもん勝ちです。関先生の講義は若干の目新しさと何かしらへの反骨心とユーモアで構成されていました。とても面白かった...。

 

この動画+テキストを理論部として、実践部は以下に示すように問題集を解く、というのでも全く問題ないと思います。

 

 

英文法:実践部

理論部はみなさまにお任せするとして、では英文法の実践部は何がいいか。

これも残念ながらはっきり言えばなんでもいいです。どれも似たり寄ったりなので。

使い方の方が重要です。私は『Vintage』をしていました。センターあるいは私大の過去問が大量に並べられ、各問題に文法事項の解説が載っている形式のものであればなんでも結構です。

 

さてその使い方ですが、やはりこちらは暗記するようにします。具体的には、まず問題を解いて、わからないことがあれば調べてきちんと理解します。ついでに何回か英文を音読しましょう。

また問題が合っていたら〇、間違っていたらチェックなりバツなりつけておき、2周目3周目をやり、4周目以降は3つ連続して〇がついている問題を飛ばすようにします。

 

あとは地道に周回するだけです。私は基本5周、なかなか覚えられない問題などは10周近くやったと思います。

 

ここで間違えた問題の文法事項などは理論書に立ち返って読み込んで、理解したら再び実践に戻るという相互補完型の方針で解いていきましょう。

 

 

 

 

 

残念ながら何も特別なことはありません。英文法は英単語同様とても基本的なことなので、ただただ地道に覚えるまで繰り返すだけです。またこのあと和文英訳の勉強をする上で英文法を見直すことになるので、英文法をきちんと勉強しておくと大変便利です。

 

クズにはつらいところですが、モチベーション管理術なども紹介していきますので、頑張っていきましょう。

京大英語への道のり<英単語>

私の本番の京大英語の点数は97/150。6割を取っていますが、文系の京大英語の目標点はこの6割を超えるかどうかでしょう。

 

というわけで、今回は京大英語への道のりのうち、英単語についてです。

6割を超えてくるために重要なのは、たくさんの英単語を知っていること以上に、見たことのない英単語が出てきたときに、それの意味を類推することです。

 

 

 

 

英単語

私が使ったのはZ会の『速読英単語 必修編』と鉄緑会の『東大英単語・熟語 鉄壁』です。

 

速読英単語 必修編

これは英単語を文脈の中で覚えることをコンセプトに、70の英語長文が掲載されています。

まず長文の読解をじっくり行います。文法的にわからない箇所をすべて、文法書を使うなり先生に聞いたりしてつぶして、完全に英文をものにします。

 

そのうえでCDを使って、耳で聞いて、音読して、シャドーイングして、ということをひたすら繰り返してました。

 

英語長文の次のページにある単語リストは退屈なのであまり見てなかったように思います。

 

やはり音読は目で見て耳で聞いて口で発声して、と感覚器官を刺激してくれるので楽しいですね。

 

これで基本的な単語力はもとより、リスニング力や英文読解力も向上しました。

 

この時点で、センター英語は9割取れるレベルです。

 

 

 

東大英単語熟語 鉄壁

 

京大志望なのに東大志望向けの単語帳をやるのはいかがなものか、という感じですが、確かカバーがかっこよかったのとボリュームがあったのが気に入ったので使い始めました。3年生~1浪に使ってました。

 

ボリュームがあるといっても実際には、2100の見出し語しかありませんから、システム英単語やDUOと単語量という点ではあまり変わらないような気がします。ですから、はっきり言ってお好きなのを選べば結構だと思います。参考書なんて、見た目が好きなものとか選ばないとやる気がでなくて結構苦労するんですよ。

 

 

それは置いといて、この単語帳のポイントは、「イメージによって視覚的に単語を把握する」「例文の中で単語を覚える」「接頭辞・接尾辞などの活用」などですかね。

 

 

「イメージ」に関しては実物をご覧になってもらえばわかると思うので割愛しますが、端的に言うと、単語に対してイラストが載っていて単語を視覚的に理解しようみたいな感じです。

 

続いて「例文の中で単語を覚える」ということですが、鉄壁では多くの単語に例文がついています。私は、鉄壁は、書いてあることをとにかく音読していました。5周ほどするころには何度も何度も例文を読んでいたので、知らず知らずのうちに例文を覚えていました。おかげで単語は覚えましたが、思わぬ副産物もありました。

 

例文暗記というと知っている方もいると思いますが、英作文で重要視される勉強法です。英作文(特に京大の和文英訳)では、和文を、自分が覚えている英語の基本例文であらわせるような日本文に置き換える「和文和訳」と呼ばれる作業が重視されています。そのため、基本例文をある程度書けるようになってないといけないわけです。

 

しかし私は基本例文の暗記をしていませんでした。だから入試本番まで戦々恐々としていたのですが、思うに鉄壁で何度も例文を音読することで勝手に基本的な英文の型を吸収していたようです。もちろん、基本例文の暗記をやる余裕があるならするに越したことはありませんが。

 

この点に関しても、システム英単語にはミニマルフレーズなどのコーナーが載っていますし、DUOはまさに例文の中で英単語を覚えるというのが主軸なわけですから、一層どれを選んでも大差はないということになります。

 

最後に「接頭辞・接尾辞などの活用」に関してですが、単語には接頭辞・接尾辞というものがあります。ずばり単語の頭と尾っぽについてるものを指すわけです。この接頭辞・接尾辞はそれぞれなんらかの意味を持っています。

 

例えば、indispensable(必要不可欠な)という単語は、inという接頭辞とableという接尾辞があります。

 

inには「否定」、ableには「…できる」という意味があり、中のdispensはdispenseという動詞で、「なしで済ます」という意味があります。

 

indispensableという単語を見た時、このように接頭辞・接尾辞を把握することで単語の意味を推測することができます。(この場合は「なしで済ますことができる」の「否定」なので「なしで済ますことができない」=「必要不可欠な」となります。)

 

暗記の仕方

暗記の仕方は単純明快で、何度もやるのが一番です。

そりゃそうでしょうというものですが、しかし何回も同じことを辛抱してできるなら現役で受かってるでしょう。つまり私はせいぜい単語帳など5周程度が限界でした。

 

それよりも、英語長文をやりましょう。文法問題をやりましょう。英作文をやりましょう。リスニングをやりましょう。

 

すると、あら、なんだか見たことはあるけど意味が思い出せない単語がある...

 

必ずこうなります。その時こそ、単語を覚える最大のチャンスなのです。

 

わからない単語が出てきたらすぐに単語帳を見返しましょう。あったあった、そこでその単語の項目だけじっくり見ます。もちろん例文の音読もします。

 

何回も忘れては見るを繰り返します。そうすると、頻出単語などというのは自然に身についてしまうという寸法です。逆に、めったに見かけないような英単語は、覚えるのが難しくなります。しかし、そんな単語は他の受験生も覚えちゃいないので安心して切り捨てて結構です。

 

単語帳を5周もすれば、すべての英単語がなんとなく見たことがある状態になってます。この状態から、様々な演習を通して、何度も繰り返し単語帳に立ち返ることで、記憶が定着していくのです。同じ単語帳を何周もしては退屈だし、この方法の方が楽しく勉強できると思います。

 

 

ここではこと英単語について話しましたが、ことは他の暗記事項においても同様です。英文法、古文単語、古文文法、漢文などでも、はたまた数学でも理科でも、何度でも忘れればいいのです。1回で無理に覚えようと気張る必要はありません。

 

何度も忘れて悔しい悔しいと思って何度も見返して、気づけば覚えているのです。人間の脳は、何度も見たものを生存に重要なものだと思って記憶するようになります。逆に1回見ただけでは、その1回にどれだけ命をかけようと、そのうち忘れています。

 

忘れたときこそ記憶のチャンスなのです。

 

音読の仕方

単語帳に関して音読ということが出てきましたので、音読の仕方についても少々説明します。

 

まず、英文の意味を理解します。ここで文法、単語などを完全に理解しておいてください。

次に、できればですが、ネイティブの音声を聞きます。速読英単語はCDを買わないとパワーが2分の1になります。少々痛い出費ですが、ここは我慢のしどころです。鉄壁に関してはやたらCDの評判が悪いので買いませんでした。ですから結構です。

次に自分で読んでみます。もちろんネイティブが読んだ風に読みます、流暢に。このとき常に意味を考えながら読みます。一番初めにした理解を、頭の中で再生しながら音読します。ただ書いてある英語をなぞるように読んでは意味はありません。必ず意味を考えながら音読してください。

 

シャドーイングはよく言われるようにリスニングに有効なわけですが、京大は2次試験でリスニングが課されてませんから、無理にしなくても結構です。

 

音読は眠気が飛ぶので私は大好きでした。なんだか脳が活性化されてる感じがします。

 

 

京大二次試験における「単語の推測」

そもそも、英語の入試問題には必ず意味のわからない単語が出てきます。それもいやらしいことに、下線部が引かれて和訳せよなどと問われているところに必ず1つ以上知らない単語が入っています。

 

これが私の勉強不足のせいなのか、はたまた大学側の意図するものなのかと言えば、自信のない私は前者かと思って焦燥感に駆られますが、実際には後者です。

 

なぜかと言えば、大学側は受験生に、「どれだけ英単語を知ってるか」など問いたくないのです。そんなんじゃつまらない。それより、「知っている知識を使って知らない単語の意味を推測する力」がどれほどあるか、すなわち考える力を問うてきているのです。

 

というわけで、単語の推測ができるようになる必要があります。

 

まず一つ目の手段は、文脈からの推測です。未知の単語以外の部分を正確に把握しているならば、そこから意味を推測することはできるでしょう。知らない単語だから無視して和訳を書く、なんてことをするよりは、文脈から推測して曖昧でも適当な訳語を当てはめて和訳を書いてあげましょう。

 

もう一つの手段が、単語の分析からの推測です。先ほどした、「接頭辞・接尾辞」などを使います。この語尾なら形容詞で、接頭辞は否定がついているから...こんな風にある程度単語の意味、特に単語がポジティブな意味を持っているのか、ネガティブな意味を持っているのかを推測します。

 

この2つの手段から単語の意味を推測します。もちろん下線部以外の部分の未知の単語もこのように適当に推測してあげましょう。

 

もちろん外れることは多いですが、「知らない単語は全て知っていなければならない」などと考える必要はないということを知っておいていただければここでは結構です。「大学は単語の推測力を問うてきてるんだな」と知っていただければ、結構です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学歴主義からの脱却

本日は、学歴主義、つまり学歴で人を判断するという観点に関して、思うところを書いていきます。

あまり受験勉強とは関係ありませんし、なんなら受験生の志望意欲を著しく損なわせる可能性があるので、「わたくし学歴主義者ではありませんことよ」という方は読まなくて構いません。

 

しかし、私文はダメだとか、地方国公立はダメだとか、旧帝じゃないと、医学部じゃないと、そんな風に考え苦しい思いをしている方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 

 

 

私は現役生のときは過激学歴主義者でした。私文はクソだと思ってたし、地元の名大文系はセンター7割後半くらいがボーダーだったのでクソ雑魚だと思ってました。そんなところに行くやつはバカだと思ってました。

 

しかしそれらは大きな間違いでした。人としての禁忌を犯していたと言っても過言ではありません。

 

 

人の価値は学歴などでは判断できるはずもないのです。

 

 

前置きがとても長いです。心して読んでください。

 

 

結果と努力量の相関

 

我々は、人の結果と、その人の努力量あるいはその人の価値を結び付けて考えてしまいがちです。

 

すなわち、「東大に合格した」という結果を手に入れた人はすごい!と思うし、いわゆるFランに行った人を、見下すとまでは言わないまでも、彼らを高く評価することはないでしょう。(もちろんこれは愚かなことです。)

 

これは一見当たり前の見方のように思われます。しかし、事実はその通りではないのです。

 

 

人はスタートラインが違う

昨今何かと東大生のメディアへの露出が増え、その東大生の親に関するデータも目に付くようになりました。例えば、

news.careerconnection.jp

上の記事では、「世帯主が40~50歳で世帯年収が950万円以上ある家庭の割合は、一般世帯で22.6%に対し、東大生の家庭では57.0%を占めたという。」とあります。

また、「勤務先は「官公庁」が22.0%で、「経営者・役員」も10.5%いる。職種では「管理的職業」(43.4%)、「専門的・技術的職業」(22.6%)の順に多く、エグゼクティブ層や医者などの専門的な職業が多いようだ。」

さらには、「2013年春の高校卒業生全体(約108万人)に占める私立高校卒業生は29.9%だが、東大・京大合格者5960人では49.4%と半数近くを占める。」とまであります。

 

 

ここで言いたいのは別に「ほらみろ、金持ちしか良い大学に行けねえんだ」とかそんなことではありません。

 

ここで問題にしたいのは、年収950万円以上稼ぐような親は、官公庁や経営者、管理職や医者に就くような親は、高学歴でしょ、ということです。

もちろん例外はあるかもしれませんが、そんな些末なケースは無視していいでしょう。9割以上は有名大学を出ていることでしょう。

 

そんな高学歴の親というのは、まず読書をする人が多いです。別に読書じゃなくても構いませんが、なんとなく勉強をしたり知的な活動をしたり、そういった行動を普段から子供に見せているケースが多いでしょう。

そういった環境は間違いなく年少の子供に良い影響を与えます。(勉強する人はかっこいい!などのイメージを与える?)

 

あるいは、勉強の仕方などを子供に教えてあげることができるかもしれません。あるいは、「中学受験」という我々になじみの全くない選択肢を持ち合わせていることでしょう。塾や予備校にも通わせるでしょう。

 

そもそも、子供の勉強や受験について真剣に考えるのは、やはりいい大学を出てきた人なら必ずするでしょうし。そもそも受験を経験してない親のもとで生まれると、その時点で知識の差が段違いにあります。私の母は全く受験勉強のしんどさを知らないのでよく衝突しました。

 

こんなことを言う京大生がいました。「好きな歴史上の人物は〇〇です(有名なドイツの児童文学作家らしい。私は聞いたことが全くありませんでした。)。理由は、母がその作家のファンで、小さいころに家にあったその本をよく読んでいたからです。」

私は痛感しました。ああ、これが格差なんだと。...これに関しては説明しなくとも、みなさんなら私のこの悲嘆はよくわかっていただけると思います。...環境の違い、親の勉強に対する姿勢、そういったものが教養の差となって顕現した、ということです...。

 

 

つらつらと書きましたが、まとめると、高学歴の親は、子供が勉強を好きになるような環境を提供するし、また子供に大いに投資をするということです。つまり、高学歴の親の子供と、我々一般ピーポーの間には「環境の差」というデカいデカい、特に大人になると「教養の差」としてあらわれてくる壁が存在するのです。

 

親の遺伝とかそんなつまらない話ではないのです。持論ですが、人間というのは環境9割で成長していると思っています。環境が人を形成するというこの持論もそのうちどこかで書きます。

 

その環境において我々庶民と、中~上流階層の方々の間には大きな差がある。そういうことです。

 

受験勉強を始めるスタートラインが、全く違うのです。彼らは子供のころからそうした知的な刺激を受けて、あるいは東大受験を念頭に置いた教育を受けているのですから。

 

東大に合格するという結果は同じだが

そういえばこのブログは京大に合格しようと銘打ったものなのに、東大ばかりを例にあげて申し訳ありません。しかしやはり東大の方が、「SAPIX鉄緑会だ開成だ灘だ筑駒だ」といったエリートグループを想像しやすいのでね...。

 

京大にもいっぱいいますよ。洛なんとかだ西大和だラサールだなんだって。ていうかラサールって高校だったんですね...。知らなかったです。ね?普通に生きてたら、私立高校の名前なんか知りっこないのです。

 

 

それはさておき、「東大に合格する」という結果を手に入れた二人の学生がいるとします。AくんとBくんとしましょう。

 

A君は父親が東大卒で官僚として働いています。あるいは大学教授や高校の先生などでもいいかもしれません。中学受験をして東京の有名私立中高一貫校に入学して、東大に現役で合格しました。

 

B君はシングルマザーで、パートとして働く母のもとでアルバイトをしながら公立高校に通い、現役で東大に合格したとします。

 

このとき我々はどう思いますか?必ずとは言いませんが、B君に同情するだろうしB君の方に一目も二目も置くはずです。

 

このように、「東大に合格する」という二つの同じ結果を手に入れた彼らですが、やはり私には、B君は相当な努力をしたんだろうなと思われます。B君のスタートラインはきっとかなり低かったでしょうから。

 

 

このことから言えるのは、たとえ結果は同じでも、人によってその努力量には差があるという事実です。

 

人を判断するのなら結果ではなく努力量でなければならない

ここまで読んできてくれた人ならきっと、「人の結果だけを見てその人の価値を判断してはいけない」となんとなく思ってくれていることでしょう。

 

ではなぜ、そもそも私たちにはそのような概念が植え付けられてしまっていたのか。

 

おそらく、企業が、大学入試が、模試が、人の努力量ではなく結果でのみ判断するから、でしょう。

 

そうした機関がそういった手段を取るのは現代では当然です。時間のない現代社会において、人の中身をじっくり観察することは容易ではありません。ですから彼らは数字や学歴などの目に見える結果のみで人を判断しています。

 

そうした価値観の中で生きてる私たちも、自然とそう考えるようになってしまったのでしょう。

 

 

そのように結果だけを見て人の価値を判断することは、我々私人間においては絶対にあってはなりません。

 

我々は機関ではありません。人の内面をじっくりと見てあげることができるのです。人を学歴だけで判断するようなことは、その人の努力量を見ずに判断するようなことは、人に対する冒涜でしかありません。

 

 

機関が人を判断する指標として学歴などを使うのは合理的です。

しかし個人の間で合理的に人を判断していく必要はないはずです。その人の価値を判断するならばその指標は決して学歴などではなく、その人がどのような道を歩んできたのか、その人の努力量ではないのかと思うのです。いえ、そうでなければならないはずです。

 

 

 

学歴主義からの脱却

こうして考えると、Fラン大学の人を馬鹿にすることはあり得ません。彼らの環境はきっと良いものではなかった、そう考えるべきでしょう。彼らの努力量はきっと並みの家庭から並みの大学に行く人たちと大差はないはずです。

もちろん、例外はあるでしょうが、少なくとも彼らがクズなのかどうかは学歴で判断すべきではありません。彼ら一人一人をじっくり見つめて、そのあと立派な人物かクズか判断をすればよろしい。

 

先ほどのB君のような子なら、地方の国立大に合格したりしただけでも素晴らしいことですし。

 

我々に関してもそうです。ネットの書き込みなどを見て、私文はクソだとか旧帝じゃないとダメとか考えていたとしたら、それが本当に自分の環境に見合った志望なのかを考えるべきです。

 

もちろん、金持ちじゃないなら地方の普通の大学にしとけ!ということではありません。ただ、家庭に見合わない大学を志望することは修羅の道で、苦しくて、そして諦めてもなんら恥ずべきことではないのですよと、そうお伝えしておきます。だって環境が違うから、努力量の差が大きいんですもの。

 

 

学歴至上主義は自身を苦しめ、周りの人を傷つけるだけです。捨て去りましょう。

 

 

 

 

最後に

かなり長くなってしまいました。もちろん賛同できない!という方もいるかもしれません。それならばまあ、それでいいではありませんか。人にはいろいろな考え方の人がいますし、こんなの言ってしまえば金持ちへのひがみでしかないです。

 

それでもこうした考えを持った時、私は滑り止めの同志社に行くことに一切のためらいが無くなりました。自分の家庭から同志社に行くのなら、十分すぎるだろうと考えたのです。(結果的に運よく京大に合格しましたが。)

 

 

もちろん私文はクソ!だとかつまらない価値観をお持ちの方も一定数いると思いますが、日本の半分は高卒以下ですし、海外に出てしまえば日本の大学のどこ出身かなんて塵芥と化すでしょう。

 

 

どうぞ学歴主義を捨てて、人の真価を判断してあげられるような優しい人になってください。そして、学歴に囚われたかわいそうな自身を解放してあげてください。

 

 

 

 

 

 

 

うーんいまいちまとまりがない...読みにくいですね。

数日後に見返して改訂したりすると思うので、暇なときに見返していただけるとより鮮明に内容が入ってくることと思います。

まだまだ拙文量産機でしかありませんが、いろんな方に読んでいただけているようで大変うれしく思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

参考書の選び方概説(1)

宅浪の友と言えばやはり参考書です!

僕は参考書が好きすぎて、お気に入りの参考書は下宿先に持ってきています。なんて愛おしいんだと思いながら背表紙を指でなぞったりパラパラとめくってみたり...。

 

まあそんなことはどうでもいいのですが、参考書選びというのは受験生のみなさまを悩ませてやまない問題だと思うので、私の参考書の選び方を書いていきます。「参考」にしてください。もしかしたら一生の友になるかもしれませんからね。よく考えて選んであげましょう。

 

 

テーマは「システマチック」です。スケジュール管理のときもそうでしたが、我々クズは感情の赴くまま何かを成そうとするとたいてい何も成し得ません。おとなしくシステマチックに、淡々と物事を処理していきましょう。

 

 

というわけで、今回はシステマチックな参考書の決め方をご紹介します。

 

 

 

参考書をレベル分けする

参考書にはいろいろなものがあります。中学生の復習のようなものから受験レベルを超えてしまっているものまで...。

 

これらを分類していくのですが、ここで重要な観点があります。それは、暗記しなければいけないレベルのものかどうかという観点です。

 

例えば、数学の基礎レベルの問題集は暗記しなければいけないものです。一方数学の応用レベルの問題集(センター数学の大問の(3)~国公立の二次数学など)は暗記してもしょうがありません。

これを鑑みて、暗記するまでやるものを「基礎」、暗記するレベルまではやらないものを「応用」として、二つのレベルに分けます。

 ちなむと応用は、基礎レベルの知識の運用方法を練習するレベルのことです。

 

 

 

参考書の種類を考える

さて、参考書の難易度を考えることはできましたが、もう一つ重要な観点があります。それは、その参考書の役割が何なのか、ということです。

 

例えば英語の単語帳は英単語を覚えるためのものです。当たり前ですが...。

他にも、文法の参考書があって、文法の問題集があって(ここでは、参考書は主に辞書・網羅・解説・読み物的な内容のもの、問題集は問題とその解説が主眼になっているもの、という風に使い分けています。今後はこのような参考書のことを「狭義の参考書」と呼びたいと思います)、あるいは読解の狭義の参考書があって、長文問題集があって...。

(「参考書」は受験勉強に関する本すべてを示す、広義の参考書を指すこととします。)

 

こんな風に、一つの科目の中に様々な役割をもった参考書があることがわかります。英語で言えば、主に「単語」「文法」「読解」「英作文」などがあります。

また「狭義の参考書」と「問題集」という分類もあります。もちろん、数学の問題集などはほぼ狭義の参考書としての役割も担ってますから、こうした分類は不要です。

 

 

 

 

ふたつの軸を使って参考書を分類する

 まず縦軸に参考書のレベルをとります。

横軸には参考書の種類をとります。どっちがどっちでも構いませんが。

 

例えば英語で言えば、「単語」の中に基礎レベルと応用レベルのものがあることがわかります。(ただし単語帳は覚えることがメインなので、前述した応用レベルの定義はあてはまりません。)

基礎レベルのものは、速読英単語必修編やターゲット、ユメタン1などです。

応用レベルのものは速読英単語上級編などでしょうか。

基礎と応用にまたがっているものは、システム英単語やDUO、鉄壁などですかね。

 

今度は「文法」で見ると、狭義の参考書として学校で配られた分厚い文法参考書や、英文法の核などが当たります。たいていの文法書は網羅系なのでレベルの差はありません。

問題集なら、vintageなどがありますね。

ネクステやforestなどはやったことがないのでどっちのタイプなのかは知りません)

 

こうして分類することで、自分がやらなければいけないものが見えてきます。

私は「単語」では基礎レベルの速単必修編をやったあと鉄壁をやりました。

基礎を二重にやっていることになりますがまあ特に問題はありません。それに、参考書は知らないことが多すぎるものだとやる気にならないから適度に知ってることが書いてあるものをやろうみたいな言説もありますしね。

 

「文法」では、学校で配られた網羅系を2周ほど読んだあとvintageをめちゃくちゃやってました。浪人してからは英文法の核を狭義の参考書として使いながら、vintageをやってました。

 

 

 

分類はわかった。じゃあどうやってやる参考書を決めんのさ?

さて、みなさまにもすべての教科でいろいろと分類していただきたいと思います。紙にでも表を書いてください。ここからは参考書の決め方の具体例です。

 

 

英語の表を作って、「単語」のカテゴリを見て、基礎レベルと応用レベルのマスがあって...。ここに1冊ずつ、あてはまるものを入れてあげましょう。

さっきあげた例でいえば、じゃあ基礎にターゲット、基礎と応用の中間としてシステム英単語を入れる。(これは持論ですが英単語に関して言えば速単上級編までやらなくても合格点は余裕で取れます。だから英単語は基礎・基礎ー応用の2レベルの参考書を進めていきましょう。)

 

 

じゃあ次に英語の「読解」のカテゴリを見て、基礎レベルのマスにポレポレを入れて、応用レベルのマスに英文読解の透視図を入れて...。

 

こんな風に、なるべくすべてのマスにあてはまる参考書を一つずつ入れていきます。そのうえで、目指す大学のレベル、あるいは試験の目標点などを鑑み、不要な参考書を切り落としていきます。

 

こうして残った参考書を、以前書いた、スケジュールの作り方の記事をもとにタスクとして割り振ってあげれば完成です。

 

 

 

 

 

 

ちょっと息苦しい文章になってしまいました。読みやすい構成が思いついたら書き直します。頑張って読んでくださった諸卿には感謝申し上げます。

それぞれの科目で、どういう役割の参考書があってそのレベルがどの程度で、なんて話はまたおいおいやっていきます。今回は概説なのでざっくりと、です。

 

 

大学生活が聞いていたのとまったく違ってゲロ時間がなかったので更新が遅くなりました。ごめんなすって。

今後は休日に書き溜めて、隔日投稿くらいのペースで行きたいと思いますのでよろしくお願いします。