宅浪で京大

オタクが書いてるのでところどころにネットミームが紛れ込んでいます

京大国語-2 古典

 2月にブログを再開しようと思ってたのですがバイトしてたら3月になってました。なんで?(殺意)

 

 本当はブログを畳もうかなと思ってたのですが、改めて見返すと以前投稿した現代文の解説はかなり具体的で宅浪生の皆様にも熱く推せる良質な記事だったなとうぬぼれ、消すには惜しいのでこのままネットの海に放っておいたままにしようということで、ブログは残しておきます。そしてどうせブログを残すなら一通り解説はしておいた方がいいかなと思ったので、形だけでも完走したいと思います。ただし、僕は日本史だけは得意で本試でも82点だったか取れてた気がする(記憶喪失)ので、京大日本史の対策法はかなり詳細に伝授するつもりです。

 

 

 そんな連絡事項はおいておいて、本日は遅ればせながら京大古典です。京大国語の3分の1を占める京大古文の解説及び僕の対策法と勉強法をまとめていきます。

 

 

 

京大古典について

 

 基本事項についておさらいしておくと、京大の古典は基本的に古文がメインです。指導要領の改訂にともなって変わったりするんですかね?まあいずれにせよ、京大の古典について解説するということは、古文の対策法を語るということになります。

 しかし漢文も古文の中にちらほら出ているので漢文の対策がいらないと言えばウソになりますが、実際京大古典に出てくる漢文はクソ雑魚センターレベルですし短かかった気がします。ですのでセンター試験のために漢文の対策をきちんとやっている人はそれで十分でしょう。

 

 というわけでここから古文の話に移ります。京大の古文は基本的に傍線部の現代語訳問題と説明問題の二つしかないです。どっちも現代語に訳して考えるのだから基本的には現代語訳の訓練をすることが最重要の訓練ということになります。

 

 ただし、大抵の場合、「必要ならば言葉を補って」現代語訳しろなどと問題を出されている(はずな)ので、そのあたりは技術が要求されます。つまり、何が必要で何を補うべきか見極める技術です。僕は基本的に、省略されている主語や目的語を補っていました。

 しかし古文はそこまで訓練していないので、これで十分かも分からず、ここに関してはみなさまが勉強の末僕より賢くなっていただくほかありません。申し訳ないっすね(鼻ほじ)。

 

 説明問題の方も、結局のところ本文を現代語訳してさらに必要な語を補っているだけなのですが、細かいことを言うと、たとえば傍線部に「きみ」と書いてあってこれを「あなた」と訳すのは間違いです。説明問題は主観ではなく客観的に書かなければなりません。だから、「きみ」を訳すときは、「きみ」が指す人物の名前を挙げて、「なんとかの少将がなんとかの娘に○○した」などと書く必要があります。逆に現代語訳の問題では、きちんと「あなた」と訳す必要があります。それくらい分かってましたって?優秀すぎる...。

 他に、「「~と感じた」なんとかの少将が「××である」なんとかの娘に「△△で」○○した」、などと、傍線部以外の本文中の要素を現代語訳して付け加えてやると、説明問題の答えっぽくなると勝手に思っています。多分加点してくれてると思います。いや、やっぱしてくれないかもしれへんわ(加点0人)。

 

 古文と言えば和歌も頻出です。僕のときも和歌の現代語訳問題が出ていた気がします。これに関しては、マドンナ古文の和歌の修辞法で勉強しました。これ1冊で和歌は完璧です。掛詞だとか枕詞だとか序詞だとかはこれでマスターしました。

 基本的に翻訳が要求される和歌は、自然風景と人の感情表現が詠みこまれていますから、例えば「山奥に寂しげに時雨が降るように、私の袖にも涙が落ちて袖が濡れます」などと訳します。つまり和歌の現代語訳は、自然の風景の比喩と、それが導き出す人間の行動を掛け合わせるように訳出しようということにつきます。

 さらにいえば、単体で出されるよりも、散文中にある和歌の現代語訳を要求される場合がほとんどなので、前後の文脈を理解して、この文脈を理解していることをアピールするように何かしらの要素を付け加えて現代語訳をしてあげると、加点が見込めると思います。

 

 

京大古文のための勉強

 

 さて、以上のような京大古文を倒すためには何を勉強すればいいのかということですが、結局京大だからといって特別なことはなく、ひたすら現代語訳をできるようになるという、これに尽きるので、古文の勉強はその他の大学の対策と大差はありますまい。基本は、語彙、文法、読解、和歌、そして余裕があれば古典常識です。

 

語彙

 まずは語彙です。単語帳なら何でもいいです。でも僕はゴロゴは嫌いです。下品なところはどうでもいいんですけど、本屋でチラと見たところ、語呂を使って古文単語とその訳語を一対一的に覚えているばかりだったのが好きません。なぜなら、単語は多くの訳語を当てはめ得るものであり、一対一的な暗記はかえって思考を硬くするばかりで、第二義第三義での用法で単語が使われているとき対応できなくなるからです。

 なので単語帳なら何でもいいと言いましたが、やはりちゃんと多義を説明してくれている単語帳で、なおかつどのような文脈で使われるのかを説明してくれている単語帳が良いと思いますが、おそらく世にあるほとんどの単語帳というかゴロゴ以外は全てこの条件を満たしていると思われるので、結局のところゴロゴ以外なら何でもいいということになります(もちろんゴロゴも一対一ではあるが覚えやすいということを考えれば、基本単語すら覚えてこない受験生と差をつけるにはとても良いものだと思いますが、こと京大には向きません)。

 一応僕はビジュアル古文単語なるものを使ってました。この単語帳はまず単語の原義を示したうえでどのようにそのほかの意味に派生していくのかを視覚的に図示しておりなおかつ使用例も提示してくれていたので覚えやすかったです。あと絵がかわいい。

 

 

 

文法

 文法はわざわざ参考書などを買う必要はありません。学校で配られる文法書のみで十分ですし、なんなら学校の古文の授業でも十分です。だいたい高校1年生の時に助動詞の活用とか全部覚えさせられたと思います。その基礎さえあれば、あとは読解問題の練習などで気になったところを文法書に立ち返り復習して記憶を補強していけばよいだけです。

 どうしても気になる方は、文法と読解がセットになった参考書を使うと良いです。読解の練習になるからです。そのようなタイプの参考書は私の知る限りZ会の古文上達基礎編と、河合塾のステップアップノートがあります。私は後者だけ、宅浪時に大きく欠落していた基礎的な記憶を補強しなおすためにやりましたので、後者を推しておきますが、どちらも良質だと思います。といっても、やはり文法練習は参考書を買ってまでやることはないなと思います。記憶を補強する必要がある方だけやってください。

 

 

 

読解

 古文の散文は技術を覚えていけばできるというよりかは慣れのような気はします。ただしそれなりに小手先のテクニックが存在するのも事実で、どうやって主語を特定するのだとかそういうことを述べている参考書は多いです。さあここでビシッとこの参考書はおススメですよと言えればいいのですが、私はこと古文の長文に関しては様々な参考書をつまみ食いする迷走をしていて、どれをオススメしていいか判然としません。ただし受験を終えた今なら言えるのですが、有名どころの参考書なら大抵どれも同じ内容であり、何をやっても結構です。山村実況中継あたりが良いかもしれません。ただし、駿台の古文解釈の方法というシリーズだけはちとレベルが高く、私の京大現代文の記事において設定した古文25/50点という目標に対しては過剰であると思われるので避けた方が良いかもしれません。面白い参考書でしたがね...。

 

 読解の方法を学んだあとはひたすら問題を解くだけです。ここまでやってきたら問題集を挟まなくても、センター過去問や、あるいは京大古文は簡単なのでそのまま二次試験の過去問をやってもいいかもしれません。ちなみに私は同志社を滑り止めに受けていたので、私立の問題対策に、河合塾の入試特選問題集というやからを使ってました。京大試験に特化するなら、記述問題に特化した得点奪取古文という問題集をやってもいいと思います。

 

 しかし、京大古文が京大国語のたった1/3であり、目標はさらにその半分であることを考えると、読解の参考書で勉強した後無理に問題集を挟むよりも過去問だけやった方が、コスパはいいかもしれません。みなさんに時間の余裕があるようならば、上記二つの問題集のどちらかの使用を検討してみてください。

 

 

 

和歌

 これは先ほど紹介したようにマドンナ古文の和歌の修辞法で勉強すれば大丈夫です。私は和歌対策はこれだけでしたが、本試験の和歌の現代語訳もまあ7割程度とれたかなという感じでした。ちなみに京大に入ってから和歌を訳しまくるだけの講義を取ったのですがマドンナ古文で勉強したおかげでめちゃくちゃ楽でした(宣伝)。

 理系の方なんかは、単語帳も語彙も読解もマドンナシリーズで揃えても十分に戦えると思えます。というか多分文系でも戦えます。

つくづく思いますが、国立大学の入試において重要なのはやはり、難しいことを曖昧に覚えていることよりも基礎事項をどれだけ盤石なものにしているかということです。もちろん、難しいことを盤石にできるのが一番ですが、それは多くの場合時間が許しません。東大ならばそういう受験生も多いでしょうが、幸か不幸か、京大の受験者層は東大鉄緑会のようなバケモノは少ないので、一般の受験生に負けないように頑張ればそれで十分です。

 

 

 

古文常識

 古文常識とは仏教的な知識だとか、平安貴族のお屋敷の中の家具の名前だとか、些末な事項の集合です。もちろん知らなくてもいいのですが、人間知らない単語を見ると面食らうもので、突然文中に(たいてい問題とは関係ないところで出てきますが)「しとみ」などと出てきて困惑するのは、避けれるなら避けた方がいいです(しとみ...蔀。平安時代の貴族の邸宅のなんか窓みたいなやつ)。しかしこれも最重要事項ではないので、無理にやる必要はないと思います。だいたい古文常識というものは、古文の長文を読んでいて知らない単語を調べていればおのずと知ることのできるものですから、お金ももったいないですし参考書などを買うまででもない気はします。ただし私は受験生時代にマドンナ古文常識を使っていたので、参考までに。

 

 

 

 

 以上で京大古文の解説は終わりです。今回の更新が遅くなって申し訳ありませんが、今後も不定期更新です。次回は日本史の解説をねっとり綿密に全身全霊をもって書き上げ、最後に申し訳程度に文系数学の勉強法の紹介でもします。今年の8月中にはこのブログは完成し、更新を終了する予定です。今年度京大を受験するみなさんは宜しくお願い致します。

 

京大国語ー1 現代文

 

本日は京大現代文の対策をまとめてみます。

予定より大幅に遅れることになってしまいましたがきっとみなさんは許してくれると思います。許してくれると思います。

 

文系のみならず理系の方にも参考になると思いますので、よろしくどうぞ。

 

 

 

京大国語って何点くらい取ったらいいの?

まずは京大国語における現代文の重要性と、京大受験において現代文の高得点の必要性のNASAを確認しておきます。

 

京大国語の配点は、文系では現代文が100点で古文が50点です。学部によっては圧縮などもあるのでしょうか(他人事)。

理系の配点は少し低くなっていたと思いますが、(詳しくは覚えて)ないです。

 

いずれにせよ、現代文が京大国語の多くを占めています。

ところが、現代文というのがこれまた難しい。私は文学部でありながら現代文が一番苦手でした。うんち。

頭をすごく使うし時間が足りなくなるし...。

自分が書いてる答案が正解なのかの確証もないまま4行、5行と書き上げるのだるいし...。

 

しかしありがたいことに多くの受験生は同様の感想を抱いているようで、実際に京大国語の点数は文系上位層でも90点台、つまり6割程度だったと記憶してます(曖昧)。

もちろん年によって100点台の人もいますでしょうが、いずれにせよ英語や社会ほど高得点は叩き出せないようです。

京大を受験してくる人間なら徹底的に勉強してきていそうですが、そんな彼らも飛びぬけた得点を取らないとしたら、これはつまり勉強時間に対してそれほど点数が伸びないということではないでしょうか。

 

だから私は、京大国語はあまり高得点を目指さなくていいと思います。というか取れない。

あまり伸びしろのない現代文を勉強する時間があるなら、英語数学社会に時間をかけた方が絶対に総得点は伸びます(こう言うと語弊がありますが、基礎がない状態から基礎をつける場合にはかなり点数が伸びると思います。しかしある程度実力がある人は伸びにくいという話です)。

受験はあくまで競争なのですから、現代文を完璧にしたいという気持ちは分かりますが、あくまで総得点が高くなることを目指しましょう。

 

 

てなわけで、京大国語の合格点は75点~80点台と見積もります。つまり、最低でも京大国語は5割、たった半分できていれば問題ないということです。

本当にたった5割ぽっちでいいの?と思われるかもしれません。

 

 

2年前、3年前あたりの文学部の合格最低点は約480/750点だったと思います。ですから私は去年、500/750取ることを目標にしていました。

センターで8割5分~9割取るとすると、センターは圧縮されて210点台~225点となり、二次試験で取るべき点数は290~275点となります。

二次の日本史は大半覚えるだけなので高めに80/100、数学は2完はできるだろうと若干少な目に40/100(できませんでした)、英語は平均的に90/150と目標を立てました。

ですから京大国語はおよそ65~80/150取れればよいという計算で、去年はやっていました。

 

以上から、5割でも結構余裕があるくらいですので、たった5割でいいのかと不安に思われた方も安心して国語は5割程度を目指して、運が良ければ上ブレを目指してやっていきましょう。

 

そして5割程度を目指すとすると、京大現代文はかなり簡単になります。(ちなみに現代文で50/100、古文で25/50を目標に考えていきます。)

 

京大現代文の攻略法

京大の現代文と言うとよく「自分の言葉で解答する」とか言いませんか?言わないかもしれません。でも私はそんなイメージを持っていましたしネットにもそんなことが書いてあった気がします。

 

だから私は抽象的な言葉とかをめちゃくちゃわかりやすく自分で説明しながら解答していた時期がありましたが、これはめちゃくちゃ時間を食うし何より難しい評論や随想を完璧に理解していなければ本文の抽象的な部分をわかりやすく説明するなんてのは不可能で、だから私は現代文って難しいなあと思っていました。

 

しかし実際には、抽象的な表現であれなんであれ本文に書いてあることを適当に引っこ抜いてつないであげればそれだけで大丈夫です(例外もあるので後述します)。無理に自分で解答をひねり出そうとかはせず、機械的に解答を作ることが可能です。脳にやさしい!

 

以下に具体的に説明していきます。

 

 

現代文の記述問題の採点方法

どのように答えたら点数がもらえるかということを考えるには、採点者がどのように採点しているかを考える必要があります。

というわけでまずは、京大現代文に限らず、現代文全般の記述問題の採点がどうなってるかという話なんですが、それは以下のような加点方式です。

 

以下は私が頑張ってしぼりだした具体例です。

 

問「傍線部において、なぜAはそのような行動に出たのか。理由を述べなさい」

傍線部「Aは子どもの手を取ると黙って家を飛び出した」

模範解答「Aの彼氏であるBは①ギャンブル依存症で借金を抱えていて②そのうえアルコール依存症で酔っぱらうとAに暴力を振るっていたため、③AはBに愛想を尽かしていたが、④子どもの誕生日にも関わらずお金のために子どもを売ろうと言い出し、⑤AはBと縁を切る決意をしたから。」

 

模範解答にある①から⑤は、「解答要素」です。

 

基本的に現代文の解答は、文中にあるこの解答要素がきちんと解答に含まれている場合に加点されていきます。より具体的に言えば、「①の要素が解答に含まれているから+2点、②の要素は書いてない、③と④はあるから+2点ずつ、⑤はないから、合計6点!」てな感じに採点します。

 

 

この解答要素は、多少形を変えていても問題ないと思います。例えば本文に「Bは毎日パチンコや競馬場に足しげく通っていて、しかも大量の借金を持っていた」と書いてあったとすれば、文字数などの関連から「ギャンブル依存症で借金がある」という風に言い換えることは全く問題ありません。

「自分の言葉で解答する」、というよりは、文字数を少なくしたいから、本文中の「パチンコや競馬場に足しげく通っている」という表現を「ギャンブル依存症」と簡潔な表現に言い換えているだけです。

文中の表現そのままにしろ、ギャンブル依存症という表現にしろ、①の要素は満たしているので加点されます。ただ字数を鑑みて言い換えを行う場合があるというだけの話です。

ですから、自分で解答をひねりだす必要はなく、本文中の要素をケースバイケースで言い換えたり言い換えなかったりするということです。

 

 

 

もちろんこうした加点の前に、もっと基本的な問題として、きちんと問いに答えているかという問題もあります。

ここでは理由を問われているのに「~から」で解答が終わっていないとか、あるいは「AのBへの愛情がなくなった」というニュアンスとまったく違う解答であれば(例えば「Aはコンビニに買い物に行った」というニュアンスの解答)これらはどれだけ解答要素を含んでいたとしてもそもそも「採点対象」とならず0点になります。

 

ですので、現代文の記述問題がどのように採点されるかという問題ですが、これは、問いに対してきちんとした形式で答えているある程度正しいニュアンスの解答である上で、どれだけ解答要素を書き込めているか、ということになります。

 

採点者は以上の基準において機械的に採点しているだけです。だから文中の表現をそのまま使おうが多少言い換えようが大した問題ではないのです

 

 

文中の表現をそのまま使ってオッケーという話は抽象的な解答要素もあてはまります。

 

さきほど出した具体例は小説チックですが、例えば評論で何やら小難しい説明が延々となされているとします。

話の大筋はなんとなくわかるし、問題に対して答えなければいけない方向性もなんとなくわかる。しかし本文が何を言っているか細かくはわからないという場合が、評論や随想においては往々にしてあります。

初めに書いた通り私はこういう場合に「頑張って内容を理解して自分の言葉で説明しなきゃ!」と思っていました。

しかし実際にはそんな必要はありませんでした。2回の本試において、解答要素と思われる抽象的な表現を意味もわからずそのまま解答にぶちこみましたが点はちゃんともらえたので、難しい文章でも結構頭を使わずに済みますし時間もかなり節約できます。ありがたい...。

 

じゃあ「自分の言葉で説明する」って何だったんだよ!と思われるかもしれませんが、一部、必ず自分の言葉で説明しなければいけない部分があります。それは、「比喩」「慣用句」「ことわざ」などです四字熟語は日常会話で使わないようなものなら言い換えた方がいいかもしれませんが、満身創痍とかのようによく使うものは言い換える必要はないでしょう)。

 

以下のように説明しましょう。

 

比喩:「Bは、『Aは私の太陽だったのだ』と思った」→「Aは太陽のように明るい性格で自分にとってなくてはならない存在だったのだとBが思ったということ」

慣用句:「AはBに足元を見られていた」→「AはBに弱みがあるのを利用されたということ」

ことわざ:具体例考えるのめんどい

 

比喩は基本的に、知識ではなく文脈から意味を考えますが、慣用句やことわざは辞書的な意味を答える必要があります。知らなかったら文脈から適当に意味をでっちあげましょう。

 

しかしこれらの「自分の言葉で説明をする」必要がある部分というのはだいたい1点か2点分しかありません(駿台の京大過去問5年分の解説とか見てるとそんな感じでした)。ですので、どうしても慣用句がうまく説明できないとかで時間をかける必要はありません。

 

 

 というわけで、京大現代文の採点基準は「問の答えになっていること」「解答の方向性が正しいこと」「解答要素がどれだけ入っているか」「解答要素のうち慣用句などは正しく説明されているか」になります。

京大に限らず全ての記述式現代文において同様のことが言えますが。

 

 

 

現代文の記述問題の解き方

では京大の現代文の解答をどう作っていけばいいのかを、先ほどの採点基準をもとに考えていきます。

 

まず京大現代文には基本的に文字数の指定がなく、解答欄が何行かという情報のみが与えられます。しかし実際にはこの解答欄に収まってればなんでもいいというわけではなく、一行あたり24字程度を想定しているそうです。多少の誤差は許されると思いますが、大幅な超過、不足は減点対象になります。

解答を作るときは解答欄が何行かを確認して、4行だから4×24でだいたい95文字目安で書こう!とかそんな風にしてください。

 

さて、それでは本題に入っていきます。

 

これは文章の読み方に関してですが、本文の重要な部分に線を引きながら読んでいきます。この「重要な部分」の見つけ方は後述する参考書で勉強してください。すべての現代文の参考書に載っています。抽象部分に筆者の言いたいことがくる~とか、段落の初めと終わりが重要だ~みたいなそんなようなやつです。

 

とにかく順序として、いきなり読み進めながら、重要部分(筆者の言いたいこと)を拾っておきます。この重要部分というのはだいたいどこかの問いの解答要素になるからです。それに話が込み入ってわからなくなったときに見返すことで、話の全体的な流れをつかむこともできます。

そして問いの傍線部に突き当たったら、問いを見て大方の解答の骨組みをメモしておいてください。ほんとに雑でいいです。「△△が○○したから」とか、必要最低限のメモだけ5秒くらいでしてください。

実際に解答を組み立てるのは一度読み終わってからにします。まずは線を引き引き、最後まで読んで、問いに当たったら問いを大まかに確認しておく作業をします。

 

そしてもう一度初めから読み返します。

このとき、問いの傍線部から遠い部分は自分で線を引いたところだけ読んで話の流れだけつかみます。そのうえで、問いに当たったらその周辺部分をじっくり読んで解答要素になりそうな部分に線を引きます。

これは単純に傍線部の近くの方が解答要素が多いからです(もちろん遠くにあることもありますが、そんなものいちいち探していては時間が足りません。あくまで5割取れればいいので、一問を完璧に取るのではなく、5問全てを必要最低限の解答の骨組みと+αを狙っていきます。その方が簡単です。楽です。しかも点も取れます。)

(ただし大問の最後にくる要約風の問題はもちろん最後の段落だけ見ればいいわけではありません。まず本文の最後の段落の、筆者の最終的に言いたいことの部分を拾って骨組みを作ったうえで、そこにある解答に使えそうな解答要素と適当に本文の初めの方から重要部分を引っこ抜いて要約っぽいものを作りますから、遠くを見る必要もでてきます。当然ですが)。

 

さて、2周目で傍線部に突き当たったら、解答を作っていきます。

 

1周目にメモした解答の骨組みから外れないように、傍線部付近の線を引いた解答要素の文字数を超スピード(←重要!)で計算して、どの解答要素を付け加えられそうかを解答欄の大きさと相談して判断しましょう。

 

決めたら、頭の中で解答の流れを考えます。これをいちいち下書きしてると時間がなくなるので(敗北1)、絶対頭の中だけにしてください。それでもって、本文中にある解答要素に、さっき頭の中で作った解答の順番通りに番号を振っていきます。

 

そして解答欄に解答を書き込みます。解答の骨組みに本文中の番号が振られた解答要素を番号順に、本文を見ながら解答欄に書き写して(必要ならば多少言い換えて)解答を作ります。

 (このとき、接続が明確でないもの(例えば解答要素aとbに因果関係などがあるわけではない場合)は、そのまま「aであり、bであり」と適当につないでもらって結構です。けっこう考えこんじゃうんですよね、解答要素のつながりって。でも結局採点側は、よほど文としておかしくなければ「解答要素」が含まれているかどうかで加点するだけなので、適当に繋げばいいと思います、時間がもったいないので。以上の説明は少々ふわっとしてますが、実際に現代文の勉強をしていくとそのうちわかると思いますので、今わからなかったらほかっておいてください。)

 

 

 

では以上のことを具体的に説明します。

ちなみに京大の現代文の問題はたいてい「傍線部説明問題」と「傍線部の理由説明問題」の2つです。理由説明はさっきの例で出したので、今回は傍線部説明問題だとします。

 

傍線部「AはBについに復讐を果たしたのだった」(AがBを殺したという文脈で)

問「傍線部はどういうことか、説明せよ」

 

まずは解答の骨組みを考えましょう。

「AはBを殺したということ」くらいでいいでしょう。

これを一周目にさささっと解答用紙の上側のメモ欄にでも書いておきます。

 

それでは全文を一読して、傍線部に戻ってきたとします。

本文中に解答に使えそうな解答要素a,b,cがあったとします。

a:「AはBともう縁を切ろうと思った」

b:「BはAとの子どもを人身売買人に売り渡してしまった」

c:「Aは、Bが自分の子どもを売ったことを知り、激しい怒りと悲しみがごちゃまぜになった」

(全て本文中の記述そのままとします)

 

本文の用紙に、a,b,cに番号を振って書き込みましょう。今回はそのまま1,2,3です。

解答用紙に書き込みます。「もともとBと縁を切るつもりだったAは、Bが子どもを金のために売ったことを知り、その怒りからBを殺した、ということ」。こんな感じですかね。

傍線部の「復讐を果たした」という表現は殺したと言い換えたら加点がもらえる匂いがします。しませんか?でもこれくらいでは加点がないかもしれない気もする。

まあどっちでもいいんですが、これで多分5,6割はくれるでしょう。

 

 

 

こんな風にして、本文を読んで、問題を読んで、解答を考えて、解答を書きこみます。

これらはあくまで私が、一番時間がかからず5,6割の答えを作れると思った解き方なので、好きなようにやってもらえれば構いません。

 

とにかく重要なことは、短い時間で5,6割(余裕があれば多少の加点も狙って)の解答を作ること、そして必ず全問最低限の解答はすることです。時間がかかりすぎて最後の方の問題を、てんで間違った解答をして基本点すらもらえないというのが一番痛いです。

 

7,8割以上の加点を目指すのはとても難しいですが、5割くらいの基本的な必要最低限の解答というのはそれほど難しくはありませんというか簡単なので、それだけでも取ればいいということを肝に銘じて、時間のかかる京大現代文をこなしていってください。

 

 

加点される解答要素がどれかわからんのじゃい!と思ってる方もいるかもしれませんが、基本的な能力を身に着けてきていたらまずは最低限の解答は分かります。

そのあとの加点対象を見つけるのが難しいわけですが、まあだいたい傍線部近くの抽象表現とか引っ張ってきたらいい感じです(雑)。

こればっかりは経験則的なところがあるので、記述式現代文の勉強をするうちに身に着けてください。

でも正直、解答の骨格部分以外の、加点される解答要素を選び抜くのって結構難しいし私は運勝負だと思ってます。だから運がいいと7,8割取れるし、最悪だと3点くらいになります。

やっぱ現代文ってクソやわ。

 

それでも頑張るしかないので最低限の解答をして3点くらいは安定して確保しましょう。運よく漢字問題があったりしたら激アツです。

 

 

 

現代文の勉強方法

 

 勉強法といっても、あとは上記の解答法の訓練をしてどれだけスピードを上げるかだけです。

 

一応センター現代文の評論を理解できる程度の読解力はある前提で話します。全くわからんということであればネットで評判の参考書を何かやったらいいです。出口さんのとかそのあたりを。

 

 

 

まずは『現代文と格闘する』を使います。

こいつは第1章に重要語句の解説、第2章に文章の読み方、第3章に実践問題が掲載されています。私は第2章で解説されている文章の読み方を大いに参考にしたので、よければ一読ください。

ただ実践問題の方は後で紹介する問題集の方が、解説がかなりわかりやすいのと、今まで延々と話してきた「採点基準」に関してわかりやすく書いてくれてるのでそっちの方がいいと思います。実践問題はお好みで。

あと大事なことですがこの参考書はかなり肌触りが良くてかわいいです。 

 

 

 

さて、文章の読み方を学習したら、次に問題の解き方を学習しましょうというわけで、『上級現代文1』を使います。

国公立向けの、記述式の問題だけ掲載されています。進学校などではテキストとして生徒に買わせているところもあるみたい。たまげた。

 

上述の通り採点基準が非常に明瞭で、得点するための解答づくりの練習に非常にもってこいです。

一応『上級現代文2』もあって、そちらは京大の過去問も結構載っていた覚えがありますが、残念なことに2はおろか私は1すら時間がなくて完成させられませんでしたがでもまあそれなりに力は付いたので、1だけでも完璧にしたら多分無敵だと思います。

 あと大事なことですがこの参考書も肌触りがよくてかわいいです。スベスベ~。

 

 

 

これらが完成して時間があれば過去問なり過去の京大模試集などで勉強したらいいと思いますが、私はどうだったかというと2016年度入試を1回解いただけ、あとは2016年2017年の京大模試を解いただけ、しかも模試が返却されたら解答解説を読んでほーんと納得して終わってた程度です。うんこかな?

 

みなさんはきちんとやりましょう。模試の復習と過去問。

でも時間がなかったら模試だけでもいんじゃねーのと思ってます。過去問至上主義者に殺されそうですが。

 

 

 

 

勉強としての現代文の解き方ですが、まずは40分、本番だと思って問題を解きます。

次に、時間を気にせず、完璧な解答を作ってみます(私はだいたいここでだるくなって解答をチラチラしてました。みなさんはちゃんとやりましょう)。そして採点。

そして1週間くらいしたら40分制限でもう一度解きなおす。

こんな感じです。しんどいですが確かに力はつきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

思わぬボリュームになりました。わかりにくい箇所もあったかと思います。

でもこれ以上わかりやすくしようとするとそれこそ京大現代文を全て自分の言葉で解答しようとするくらい難しくなってしまいますので、5割くらいを目指してこの辺で解答を終了します。

多分勉強してたら分かる日が来ます。多分。

 

 

 

改めて、投稿が予定より遅れたことをお詫びします。

そして駄文を読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

京大英語-4 英作文

あああああ!もう7月なんだけど!!

どうしてくれるんこれ...

 

 

いやあほんと意欲はあったんですけど、いかんせん慣れないコミュニケーション生活に苦労したみたいなそんな言い訳が通用しないほどブログをサボってしまいましたね。

3週間くらいサボった気がします。

 

前の記事で、「1週間隔更新したい!」みたいな宣言をしていたんですがどこに行ってしまったんでしょうか。5000兆円ほしい!くらいの気持ちで書いたんでしょうね、きっと...。

 

 

まあ僕はクズだと宣言しているので(開き直り)そこんところは、きっと見てくれてる人も配慮してくれると信じてます。配慮しろ!

 

 

 

そんなこんなで本日は英作文に関してです。

従来の和文英訳

京大の英語は4つの大問で構成されていて、そのうち大問3、4がそれぞれ英作文で各25点満点となっています。

 

全体の英作文が占める割合は50/150ですので、無視して通るわけにもいきますまい。

 

 

従来は京大英語の英作文は「和文英訳」が主流でした。

 

これは読んで字の如く、「和文」、つまり日本語の文が出されて、それを「英訳」するだけの超シンプルな出題でした。

 

ほんっとこれだけならよかったんですが、僕が現役の時はひどい目にあいました...。

 

 

新傾向の自由英作文(?)

つまり2016年の京大入試の時、その魔はついに顕現しました。

 

それが自由英作文です。

 

一応自由英作文とは「○○について英語で○○語以内で論じなさい」とかの、「自分で文章の内容を考え、それを英語で表現する」タイプの問題のことです。

 

2016年の京大入試の大問4でついにこのタイプの問題が出たのです。

 

あまりにショッキングだったので記憶から消し去られてましたが、確か「積読」について英語で会話しているシチュエーションで、一部会話が空白抜きしてあって、ここを埋めなさいとかそんな感じの問題だったと思います。

 

 

僕はもう過去問見る気になれないので()みなさんのその目で確認してください!(攻略本)

 

 

 

もちろん2017年の京大英語にも登場しました。

出やがったな...。

 

このときは「音楽に国境はない派」「音楽に国境はある派」の両者の意見をそれぞれ書かされるという問題でした。

 

 

タイプは違えど対策は一緒

ここまで「自由英作文」というていで上述の問題について話していましたが、実際には「条件英作文」と呼ばれていた気がします確か(うろ覚え)。

 

 

名称なんてどうでもいいんだよ!大事なのは中身です。

 

 

このタイプの問題はけして自由なわけではなく、会話に合わせた英文を書くという条件が付随しています。

 状況に合わせた和文を作り、英文にするだけです。

 

 

 

考えてみると従来の和文英訳と新傾向の条件英作文の違いは、すなわち、「和文が用意されているか、自分が作るか」、これだけなのです。

 

そのうえ後者は自分で作ると言っても実際にはある程度条件があるわけですから大した問題ではありません。大切なエッセンスを忘れなければ、京大志望の方ならば簡単に突破できます。

 

ですがその前に、まずは従来の和文英訳の対策法を一通り紹介しましょう。

 

 

 

和文英訳の対策

対策も何も、和文はあるわけですからそれを訳してしまえば終わりなんですが、そうは問屋が卸しません。

 

和文はたいてい英訳するには難しすぎる文章になっていますね?私は現役時に「パンが膨らむ」という文章がどうにもできず大爆発した覚えがありますがみなさんはどうでしたか。

 

基本的には「和文和訳」をします。さっきのパンの問題で言うなら、今ならうまく書けないだろうなあとあきらめてせいぜい「パンが出来上がる」くらいの表現に和訳しますね、僕なら...。

 

 

 

和文和訳とは、英訳しろと出された和文を、より簡単な(英語で表現しやすい)和文に頭の中で書き直す作業のことです。

 

 

よく言われていることですが、英作文で重要なのは、難しい表現ではなく、自分が正確に使える表現のみを使うべし!ということです。

 

和文和訳によって自分が英語で表現できそうな和文までいじって、それを英訳するだけでいいのです。

 

 

和文和訳のポイントとしては、まず元の和文の指し示す情報から想起される絵を頭の中に浮かべて、それをより簡単な表現で言い直します。

 

むろん、元の和文をより簡単な表現にそのまま和訳してもらってもいいですが、一回イメージを作ってそのイメージに対して自分が思った「率直な感想」とでもいうべき表現は大変簡単なものになりますから、僕はそういう風に考えて簡単な表現を作り出していました(例えば「満員電車で人混みをかきわけて奥へ進む」という和文を、そのまま和訳するよりは、まずイメージにします。すると、「人がたくさんいる電車のなかで」「なんとか先に進もうとする」くらいの和訳を作れそうです。)

 

これが和文英訳においての基本的な対策です。

 

これさえあれば、あとは文法さえただしく覚えていれば文法ミスなどで減点されることもなく 高得点をいただけます。

 

しかし文法を丸暗記してばかりであまり実際の運用においては自信がない、なんてこともあるかもしれません。

 

そこで私がオススメする参考書は『和文英訳教本文法矯正編』です

 

この本の趣旨は、文法的に正しい和文英訳ができるようになろうということで、我々が文法的に間違えやすい(または曖昧な理解しかしていない)分野の文法事項(時制、冠詞、仮定法など)を含んだ和文英訳の例題が集められているものです。

 

この本一冊で文法をより実践的に理解できましたし、何より過去問をやってない私にとってはこの本がほとんど実践演習のようなものでした。さらには覚えておきたい表現(天気、~が多い・少ないなど)の暗記にも役立ちました。

 

もし時間がありましたらこの本の例文の英訳をすべて覚えてしまうのがよろしいかと思います(私は半分くらい覚えました)。

 

同じ著者による京大難構文読解と和文英訳(主に過去問の抜粋)の参考書も出ていますが、過去問すらやらなかった私ですから京大レベルの問題、それも十数年前の難しい問題などに触れるのはオーバーワークだと思ってやりませんでしたが、25か年やる余裕のない人はやってもいい、くらいの量ではあると思います。

 

私としては25か年やる余裕があれば数学などに力を割いていただきたいものです。

 

 

条件英作文に必要なこと

さて、二つ前の段で条件英作文は大切なエッセンスを忘れなければ簡単に突破できると書きました。

 

そのエッセンスとは、ずばり「自然な会話を作ること」です。

 

例えば現代文の問題で「~の理由を答えよ」と問われれば「~だから」と答えなければならないということはみなさまは耳にたこができるほど聞いていることと思います。

 

これと同じことを条件英作文でもします。2年連続で会話英作文でしたから、今年もそうなるか、あるいは変えてくるか、何とも言えませんが、どちらであれ大切なのは「問われていることが何かを見極めること」です。

 

会話においては、空白抜きされている前の部分の相手の発言に対し自然に受け答えをしなければなりません。

 

相手が「~ってどういう意味?」と聞いてきているのに、「~は...という意味だよ(S mean ... くらいでしょうか)」ということを答えなければ、全く自然な会話ではありませんよね?必ず「~は...という意味だ」と答えてやらなければなりません。

 

ここは最終防衛ラインです。この「相手に聞かれたこと(問われていること)が何か見極めてそれにきちんと答えてやること」だけは死守してください。

 

 

これさえできれば、あとは適当に簡単な和文を作ってください(投げやり)。和文英訳での和文和訳同様、簡単な文章を作ることを心がけてください。京大を志望するあなたたちならきっとできます(過信)。

 

ポイントとしては、厳密に論理的な文章を作らなくても大丈夫です。

 

エッセイとかなら話は変わってきますが、会話文なので、接続詞などを使って徹底的に論理的にする必要はありません。たらたら書き連ねてください。

 

本当は具体例とかを使って示せるといいんですけど、おじさん疲れたのでここまでです...。きっとみなさんが実戦練習をしていく中で、私のこのアドバイスの意味が分かる日が来ると思いますので...。

 

 

 

 

 

ん長い!!この記事、長いボッボボボボボボボボボアッ、ながボボボボボッボッボボボオボッボボ

 

ので、最後にまとめです

①和文英訳は、和文和訳で自分が英訳できるレベルの簡単な日本語に言い換えよう

②条件英作文は、相手に問われていることにきちんと答えるということを最低限やって、簡単な英文で書こう

 

 

 

 

本日は以上です。ぬわ~疲れたもおん...

3週間ぶりということで反省と謝罪の意味を込めて旬なネタを使いました、楽しんでいただけましたらば幸いです。

 

 

楽しくない受験勉強も、私たちの心持ち次第でいくらでも楽しくなるものです。みなさまも楽しくやっていきましょう。

京大英語-3 英文読解

 

6月となり梅雨入りもしました。梅雨を鬱陶しく思う人は多いことと思いますが、宅浪は家から出なくていいので関係ありません。無敵です。

 

気圧の関係か頭痛はするし気分はもわっとするかもしれませんが、余裕のある今のうちに他の人と差をつけたい、そんな6月です。

 

無敵のみなさんに本日は、英語の中で最も重要だと言っても過言ではないこの「英文読解」という分野に関してお話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

英文読解とは

 

さて、そもそも英文読解というのが具体的に何を指しているのかということをまずは明らかにしておきましょう。そのためには、「英語長文」というジャンルを引き合いに出す必要があります。

 

みなさんは英語長文というジャンルはご存知でしょうか。河合塾の『やっておきたい英語長文』のシリーズなどがこれにあたります。つまり英語長文の問題と、その解説が載っている形式の問題集のことです。

(私はこの英語長文の問題集をやる必要は全くないと思っています。事実やりませんでした。受験生はこの『やっておきたい英語長文』を解かないと死ぬ呪いにかかっているのかというほどやっているイメージがありますが、英単語・英文法・英文読解をきちんとして、あとは過去問なり京大模試なりあるいは予備校やZ会などの京大実践問題集みたいなのをやれば十分です。)

 

 こちらは長文というだけあって掲載されてる英文は大変長いです。

 

 

それに比べいわゆる英文読解と呼ばれるものは、短~中くらいの英文が用意されて、その構造の取り方を勉強するジャンルの参考書です。

 

構造を取るとは、例えば一つの英文があるときに、この部分は主語でこの部分は副詞句でこの副詞句はこの動詞にかかっていて...という風に、文中の諸要素を決定していくことです。

 

 

英文読解はなぜ重要なのか

 

まず、英文読解ができなければ、京大英語において頻出というか出ないことはありえないであろう、下線部和訳問題に対応できません。

 

ですから英文読解は必須なわけです。

 

一方、長文を読む際にも英文読解の鍛錬というのは非常に役立ちます。

 

というのも、下線部を引かれていない箇所の英文は、基本的には簡単な構造のものが多いです。もちろんそうでないこともあります(昨今は文中のthisに下線部が引かれて、このthisを説明せよといった問題が出ていますので、そういった問題の時には下線部を引かれていない部分に難構造があることもあるでしょう。そういう問題においては実際のところ、自分で下線部を引くこと要求されたうえでそこの和訳をするだけなので、本質的に下線部和訳と大差はありません)が、時間の限られた入試という戦いの中では下線部に対する思考時間を最も大きくしたいところであります。

 

 

そこで、英文読解の参考書を何周もします。英文読解の練習をたくさんしていると、英文読解をする際の思考様式が体にしみつきます。英文を読むときに無意識に英文読解をすることができるようになります。私はこれを「自動化」と勝手に呼んでいます。

 

「自動化」された思考様式のおかげで、簡単な英文ならかなりスピーディーに読むことができるようになります。入試長文においては、これによって問題と関連の薄い部分を時間をかけずに読んで、問題付近でじっくりと意識的に英文読解をするように読むことで、時間内に6割の点数くらいなら取れるようになります。

 

 

というわけで、英語長文の問題集なんかやってる暇があったら何回でも英文読解の参考書を周回した方が私はいいと思うのです。もちろん、自動化ということを意識したうえで実践的に英語長文の問題集をやるのならいいと思いますが、そんな余裕があるならきっとあなたはクズではありません。素晴らしいことです。

 

我々はクズなのでコスパよくいきましょう。英語長文の問題集なんぞやってる暇があるなら他の科目をやりましょうね、嫌いな数学あたりをね。

 

 

英文読解の参考書

では参考書は何を使ったらいいのかということですが、これは有名どころなあの2冊だけです。

 

①ポレポレ英文読解プロセス50

 

伝説と言っても差し支えない、大学受験のバイブルの一つです。この本の一番いいところは、とにかく薄いことでしょう。だから何回も周回できます。何回も周回していると、著者の西きょうじ先生の思考様式が勝手に脳にインストールされています。

 

やり方としては、1周目はまず英文を見て、ちょっと考えて、解説を読んで納得して、ついでに知らない英単語や文法事項などがあったら調べて完璧にして。あとは何回も読むだけです。

 

僕は6,7周くらいしましたが、それくらいやると、1か月くらい英語をほっぽりだしていても英語を読むときの思考様式が抜けることがなくなりました。これが以前「英語は一度頑張ると力が持続するのではじめのうちに頑張りましょう」とかなんとか言った所以です。

 

レベルとしては、正直今の京大英語の構文の難しさなら、ポレポレでも十分なような気はします。ポレポレを習得して、あとは京大レベルの実践をやって相互に理論と実践を補強しあうことで十分6割がとれます。

 

 

②英文読解の透視図

 

こちらも有名どころですね、ポレポレの並~難レベルとポレポレより難しいレベルの問題が入ってます。つまり、ポレポレとかぶってる部分もそこそこあり、やたらめったら難しいところもあります。ですので、京大英語でさらに稼ぎたい人向けといったところだと思います。

 

実際私は2,3周しかしませんでした。ポレポレのように暗記するというよりは、難構文を読解する実践的な練習をしていたという感じですね。

 

こちらは必須ではありませんが、余裕があったらばどうぞやってくださいませ。なかなか濃密な問題集でした。

 

 

 

 

 

 

というわけで、英文読解の重要性はご理解いただけたでしょうか。ポレポレは必須です。

 

他にも伊藤和夫先生の英文解釈教室は京大英語のバイブルだと言われて久しいですが、あんな分厚いものをやる必要があるほど今の京大英語は難しいとは思えません。

 

というのも、京大全体のレベルは年々落ちてるような気がしているからです。実際文学部なんかは毎年のように合格最低点が落ちてたのを見て「俺でも行けるかも」と思って志望し始めましたし。

 

ですので、英文読解に関しましても、英文解釈教室のレベルまで到達する必要はない、というのが私の考えです。昔の京大入試ならばあれくらいまで行く必要があったのかもしれません。

 

凡人としてはありがたいことですが、なんだかもの寂しくもあります。そんな日曜日でした。

 

 

 

 

京大英語-2 英文法

 

さてさてみなさま、すっかり暑くなってまいりましたね。

私は今まで何をしていたかと言えばなんのために生きてるんだとか将来どうなるんだとかの青くさ系のことを日がな考えるかたわら大学に行ってたらたらしてました。ブログ更新してなくてごめんなさい、クズなので許してください...

もうなんならブログの書き方を忘れたまでありますがリハビリがてら書いていきます。今後は一週間おきにコンテンツを生み出せればなと思っております。

 

大学へのうっぷんや僕の迷走がツイッターで見れるので興味がある方はフォローしてください。フォローしなくてもいいです。なんならよく京都大学に文句を言っているのでやる気を奪いかねません。やっぱりフォローしないでください。

 

 

 

 

今回は英文法に関してです。

 

 

英文法:理論部

日本の英語教育は文法に偏りすぎている!とか言いますが、残念なことに受験に英文法が出ている以上は我々はそれをしなければならないのです。

 

実際英文法を知らなければ英文は読めないし何より英文を作ることができません。

センター英語には文法問題がたくさん出ますし(今後の入試改革でどうなるかはさておき)、京大英語ではご存知の通り和文英訳と特に昨今では自由英作(会話型)が出てます。英文法を知らずにこれを乗り越えることはできないでしょう。

 

というわけで、きちんと英文法はやりましょうね。

 

 

まず高校1年生のときにみなさん網羅型の分厚い総合英文法書を買わされたと思いますがいかがでしょうか。これをひとまず、暗記はしなくていいので理解して読み進めてください。

 

以前の記事で書いた記憶がありますが、こういった網羅型の参考書は私が言うところの狭義の参考書です。つまり、参考、参照する辞書みたいなイメージです。

 

これはいわば理論を学ぶものです。しかしこればっかりやっていてもしょうがない。実戦に即した問題集をしなければ本当に実戦で戦える力はつかないでしょう。理論⇔実践の相互補完というやつです。これ前書いたような記憶があるんですが、どうでしたかね。

 

理論を一通り学んで、実践の中で理論を確認して、自分の認識の仕方に問題があったりしたらばまた理論へ戻って理解しなおして、それを実践で活かす...。

 

こうして理論と実践を行き来することでお互いの力がつきます。数学でも現代文でも、これは全ての科目に言えます。

 

 

というわけで、まずは英文法の理論にあたる参考書ですが、はっきり言ってなんでもいいです。私は「be」とかいうタイトルのやつを買わされましたが、市販のものでもなんでもいいです。

 

一応浪人時『英文法の核』というのが新しく発売されたので買ってみました。特別良かったというわけではありませんが、網羅型にしては薄めで(その分網羅量は少なめ)周回しやすかったのでいいかもしれません。(英文法の核にはまさに実践部にあたる、英文法の核問題集みたいな本も同時に売られてました。しかしこの本は上位私立向けの難易度のもので、センターでしか文法問題を解かない我々京大志望にとっては不必要だと思います。)

 

また受験サプリの関正生先生の動画なども非常に良かったと思います。何より楽しかった。受験勉強なんて楽しんだもん勝ちです。関先生の講義は若干の目新しさと何かしらへの反骨心とユーモアで構成されていました。とても面白かった...。

 

この動画+テキストを理論部として、実践部は以下に示すように問題集を解く、というのでも全く問題ないと思います。

 

 

英文法:実践部

理論部はみなさまにお任せするとして、では英文法の実践部は何がいいか。

これも残念ながらはっきり言えばなんでもいいです。どれも似たり寄ったりなので。

使い方の方が重要です。私は『Vintage』をしていました。センターあるいは私大の過去問が大量に並べられ、各問題に文法事項の解説が載っている形式のものであればなんでも結構です。

 

さてその使い方ですが、やはりこちらは暗記するようにします。具体的には、まず問題を解いて、わからないことがあれば調べてきちんと理解します。ついでに何回か英文を音読しましょう。

また問題が合っていたら〇、間違っていたらチェックなりバツなりつけておき、2周目3周目をやり、4周目以降は3つ連続して〇がついている問題を飛ばすようにします。

 

あとは地道に周回するだけです。私は基本5周、なかなか覚えられない問題などは10周近くやったと思います。

 

ここで間違えた問題の文法事項などは理論書に立ち返って読み込んで、理解したら再び実践に戻るという相互補完型の方針で解いていきましょう。

 

 

 

 

 

残念ながら何も特別なことはありません。英文法は英単語同様とても基本的なことなので、ただただ地道に覚えるまで繰り返すだけです。またこのあと和文英訳の勉強をする上で英文法を見直すことになるので、英文法をきちんと勉強しておくと大変便利です。

 

クズにはつらいところですが、モチベーション管理術なども紹介していきますので、頑張っていきましょう。

京大英語-1 英単語

私の本番の京大英語の点数は97/150。6割を取っていますが、文系の京大英語の目標点はこの6割を超えるかどうかでしょう。

 

というわけで、今回は京大英語への道のりのうち、英単語についてです。

6割を超えてくるために重要なのは、たくさんの英単語を知っていること以上に、見たことのない英単語が出てきたときに、それの意味を類推することです。

 

 

 

 

英単語

私が使ったのはZ会の『速読英単語 必修編』と鉄緑会の『東大英単語・熟語 鉄壁』です。

 

速読英単語 必修編

これは英単語を文脈の中で覚えることをコンセプトに、70の英語長文が掲載されています。

まず長文の読解をじっくり行います。文法的にわからない箇所をすべて、文法書を使うなり先生に聞いたりしてつぶして、完全に英文をものにします。

 

そのうえでCDを使って、耳で聞いて、音読して、シャドーイングして、ということをひたすら繰り返してました。

 

英語長文の次のページにある単語リストは退屈なのであまり見てなかったように思います。

 

やはり音読は目で見て耳で聞いて口で発声して、と感覚器官を刺激してくれるので楽しいですね。

 

これで基本的な単語力はもとより、リスニング力や英文読解力も向上しました。

 

この時点で、センター英語は9割取れるレベルです。

 

 

 

東大英単語熟語 鉄壁

 

京大志望なのに東大志望向けの単語帳をやるのはいかがなものか、という感じですが、確かカバーがかっこよかったのとボリュームがあったのが気に入ったので使い始めました。3年生~1浪に使ってました。

 

ボリュームがあるといっても実際には、2100の見出し語しかありませんから、システム英単語やDUOと単語量という点ではあまり変わらないような気がします。ですから、はっきり言ってお好きなのを選べば結構だと思います。参考書なんて、見た目が好きなものとか選ばないとやる気がでなくて結構苦労するんですよ。

 

 

それは置いといて、この単語帳のポイントは、「イメージによって視覚的に単語を把握する」「例文の中で単語を覚える」「接頭辞・接尾辞などの活用」などですかね。

 

 

「イメージ」に関しては実物をご覧になってもらえばわかると思うので割愛しますが、端的に言うと、単語に対してイラストが載っていて単語を視覚的に理解しようみたいな感じです。

 

続いて「例文の中で単語を覚える」ということですが、鉄壁では多くの単語に例文がついています。私は、鉄壁は、書いてあることをとにかく音読していました。5周ほどするころには何度も何度も例文を読んでいたので、知らず知らずのうちに例文を覚えていました。おかげで単語は覚えましたが、思わぬ副産物もありました。

 

例文暗記というと知っている方もいると思いますが、英作文で重要視される勉強法です。英作文(特に京大の和文英訳)では、和文を、自分が覚えている英語の基本例文であらわせるような日本文に置き換える「和文和訳」と呼ばれる作業が重視されています。そのため、基本例文をある程度書けるようになってないといけないわけです。

 

しかし私は基本例文の暗記をしていませんでした。だから入試本番まで戦々恐々としていたのですが、思うに鉄壁で何度も例文を音読することで勝手に基本的な英文の型を吸収していたようです。もちろん、基本例文の暗記をやる余裕があるならするに越したことはありませんが。

 

この点に関しても、システム英単語にはミニマルフレーズなどのコーナーが載っていますし、DUOはまさに例文の中で英単語を覚えるというのが主軸なわけですから、一層どれを選んでも大差はないということになります。

 

最後に「接頭辞・接尾辞などの活用」に関してですが、単語には接頭辞・接尾辞というものがあります。ずばり単語の頭と尾っぽについてるものを指すわけです。この接頭辞・接尾辞はそれぞれなんらかの意味を持っています。

 

例えば、indispensable(必要不可欠な)という単語は、inという接頭辞とableという接尾辞があります。

 

inには「否定」、ableには「…できる」という意味があり、中のdispensはdispenseという動詞で、「なしで済ます」という意味があります。

 

indispensableという単語を見た時、このように接頭辞・接尾辞を把握することで単語の意味を推測することができます。(この場合は「なしで済ますことができる」の「否定」なので「なしで済ますことができない」=「必要不可欠な」となります。)

 

暗記の仕方

暗記の仕方は単純明快で、何度もやるのが一番です。

そりゃそうでしょうというものですが、しかし何回も同じことを辛抱してできるなら現役で受かってるでしょう。つまり私はせいぜい単語帳など5周程度が限界でした。

 

それよりも、英語長文をやりましょう。文法問題をやりましょう。英作文をやりましょう。リスニングをやりましょう。

 

すると、あら、なんだか見たことはあるけど意味が思い出せない単語がある...

 

必ずこうなります。その時こそ、単語を覚える最大のチャンスなのです。

 

わからない単語が出てきたらすぐに単語帳を見返しましょう。あったあった、そこでその単語の項目だけじっくり見ます。もちろん例文の音読もします。

 

何回も忘れては見るを繰り返します。そうすると、頻出単語などというのは自然に身についてしまうという寸法です。逆に、めったに見かけないような英単語は、覚えるのが難しくなります。しかし、そんな単語は他の受験生も覚えちゃいないので安心して切り捨てて結構です。

 

単語帳を5周もすれば、すべての英単語がなんとなく見たことがある状態になってます。この状態から、様々な演習を通して、何度も繰り返し単語帳に立ち返ることで、記憶が定着していくのです。同じ単語帳を何周もしては退屈だし、この方法の方が楽しく勉強できると思います。

 

 

ここではこと英単語について話しましたが、ことは他の暗記事項においても同様です。英文法、古文単語、古文文法、漢文などでも、はたまた数学でも理科でも、何度でも忘れればいいのです。1回で無理に覚えようと気張る必要はありません。

 

何度も忘れて悔しい悔しいと思って何度も見返して、気づけば覚えているのです。人間の脳は、何度も見たものを生存に重要なものだと思って記憶するようになります。逆に1回見ただけでは、その1回にどれだけ命をかけようと、そのうち忘れています。

 

忘れたときこそ記憶のチャンスなのです。

 

音読の仕方

単語帳に関して音読ということが出てきましたので、音読の仕方についても少々説明します。

 

まず、英文の意味を理解します。ここで文法、単語などを完全に理解しておいてください。

次に、できればですが、ネイティブの音声を聞きます。速読英単語はCDを買わないとパワーが2分の1になります。少々痛い出費ですが、ここは我慢のしどころです。鉄壁に関してはやたらCDの評判が悪いので買いませんでした。ですから結構です。

次に自分で読んでみます。もちろんネイティブが読んだ風に読みます、流暢に。このとき常に意味を考えながら読みます。一番初めにした理解を、頭の中で再生しながら音読します。ただ書いてある英語をなぞるように読んでは意味はありません。必ず意味を考えながら音読してください。

 

シャドーイングはよく言われるようにリスニングに有効なわけですが、京大は2次試験でリスニングが課されてませんから、無理にしなくても結構です。

 

音読は眠気が飛ぶので私は大好きでした。なんだか脳が活性化されてる感じがします。

 

 

京大二次試験における「単語の推測」

そもそも、英語の入試問題には必ず意味のわからない単語が出てきます。それもいやらしいことに、下線部が引かれて和訳せよなどと問われているところに必ず1つ以上知らない単語が入っています。

 

これが私の勉強不足のせいなのか、はたまた大学側の意図するものなのかと言えば、自信のない私は前者かと思って焦燥感に駆られますが、実際には後者です。

 

なぜかと言えば、大学側は受験生に、「どれだけ英単語を知ってるか」など問いたくないのです。そんなんじゃつまらない。それより、「知っている知識を使って知らない単語の意味を推測する力」がどれほどあるか、すなわち考える力を問うてきているのです。

 

というわけで、単語の推測ができるようになる必要があります。

 

まず一つ目の手段は、文脈からの推測です。未知の単語以外の部分を正確に把握しているならば、そこから意味を推測することはできるでしょう。知らない単語だから無視して和訳を書く、なんてことをするよりは、文脈から推測して曖昧でも適当な訳語を当てはめて和訳を書いてあげましょう。

 

もう一つの手段が、単語の分析からの推測です。先ほどした、「接頭辞・接尾辞」などを使います。この語尾なら形容詞で、接頭辞は否定がついているから...こんな風にある程度単語の意味、特に単語がポジティブな意味を持っているのか、ネガティブな意味を持っているのかを推測します。

 

この2つの手段から単語の意味を推測します。もちろん下線部以外の部分の未知の単語もこのように適当に推測してあげましょう。

 

もちろん外れることは多いですが、「知らない単語は全て知っていなければならない」などと考える必要はないということを知っておいていただければここでは結構です。「大学は単語の推測力を問うてきてるんだな」と知っていただければ、結構です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学歴主義からの脱却

本日は、学歴主義、つまり学歴で人を判断するという観点に関して、思うところを書いていきます。

あまり受験勉強とは関係ありませんし、なんなら受験生の志望意欲を著しく損なわせる可能性があるので、「わたくし学歴主義者ではありませんことよ」という方は読まなくて構いません。

 

しかし、私文はダメだとか、地方国公立はダメだとか、旧帝じゃないと、医学部じゃないと、そんな風に考え苦しい思いをしている方には、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 

 

 

私は現役生のときは過激学歴主義者でした。私文はクソだと思ってたし、地元の名大文系はセンター7割後半くらいがボーダーだったのでクソ雑魚だと思ってました。そんなところに行くやつはバカだと思ってました。

 

しかしそれらは大きな間違いでした。人としての禁忌を犯していたと言っても過言ではありません。

 

 

人の価値は学歴などでは判断できるはずもないのです。

 

 

前置きがとても長いです。心して読んでください。

 

 

結果と努力量の相関

 

我々は、人の結果と、その人の努力量あるいはその人の価値を結び付けて考えてしまいがちです。

 

すなわち、「東大に合格した」という結果を手に入れた人はすごい!と思うし、いわゆるFランに行った人を、見下すとまでは言わないまでも、彼らを高く評価することはないでしょう。(もちろんこれは愚かなことです。)

 

これは一見当たり前の見方のように思われます。しかし、事実はその通りではないのです。

 

 

人はスタートラインが違う

昨今何かと東大生のメディアへの露出が増え、その東大生の親に関するデータも目に付くようになりました。例えば、

news.careerconnection.jp

上の記事では、「世帯主が40~50歳で世帯年収が950万円以上ある家庭の割合は、一般世帯で22.6%に対し、東大生の家庭では57.0%を占めたという。」とあります。

また、「勤務先は「官公庁」が22.0%で、「経営者・役員」も10.5%いる。職種では「管理的職業」(43.4%)、「専門的・技術的職業」(22.6%)の順に多く、エグゼクティブ層や医者などの専門的な職業が多いようだ。」

さらには、「2013年春の高校卒業生全体(約108万人)に占める私立高校卒業生は29.9%だが、東大・京大合格者5960人では49.4%と半数近くを占める。」とまであります。

 

 

ここで言いたいのは別に「ほらみろ、金持ちしか良い大学に行けねえんだ」とかそんなことではありません。

 

ここで問題にしたいのは、年収950万円以上稼ぐような親は、官公庁や経営者、管理職や医者に就くような親は、高学歴でしょ、ということです。

もちろん例外はあるかもしれませんが、そんな些末なケースは無視していいでしょう。9割以上は有名大学を出ていることでしょう。

 

そんな高学歴の親というのは、まず読書をする人が多いです。別に読書じゃなくても構いませんが、なんとなく勉強をしたり知的な活動をしたり、そういった行動を普段から子供に見せているケースが多いでしょう。

そういった環境は間違いなく年少の子供に良い影響を与えます。(勉強する人はかっこいい!などのイメージを与える?)

 

あるいは、勉強の仕方などを子供に教えてあげることができるかもしれません。あるいは、「中学受験」という我々になじみの全くない選択肢を持ち合わせていることでしょう。塾や予備校にも通わせるでしょう。

 

そもそも、子供の勉強や受験について真剣に考えるのは、やはりいい大学を出てきた人なら必ずするでしょうし。そもそも受験を経験してない親のもとで生まれると、その時点で知識の差が段違いにあります。私の母は全く受験勉強のしんどさを知らないのでよく衝突しました。

 

こんなことを言う京大生がいました。「好きな歴史上の人物は〇〇です(有名なドイツの児童文学作家らしい。私は聞いたことが全くありませんでした。)。理由は、母がその作家のファンで、小さいころに家にあったその本をよく読んでいたからです。」

私は痛感しました。ああ、これが格差なんだと。...これに関しては説明しなくとも、みなさんなら私のこの悲嘆はよくわかっていただけると思います。...環境の違い、親の勉強に対する姿勢、そういったものが教養の差となって顕現した、ということです...。

 

 

つらつらと書きましたが、まとめると、高学歴の親は、子供が勉強を好きになるような環境を提供するし、また子供に大いに投資をするということです。つまり、高学歴の親の子供と、我々一般ピーポーの間には「環境の差」というデカいデカい、特に大人になると「教養の差」としてあらわれてくる壁が存在するのです。

 

親の遺伝とかそんなつまらない話ではないのです。持論ですが、人間というのは環境9割で成長していると思っています。環境が人を形成するというこの持論もそのうちどこかで書きます。

 

その環境において我々庶民と、中~上流階層の方々の間には大きな差がある。そういうことです。

 

受験勉強を始めるスタートラインが、全く違うのです。彼らは子供のころからそうした知的な刺激を受けて、あるいは東大受験を念頭に置いた教育を受けているのですから。

 

東大に合格するという結果は同じだが

そういえばこのブログは京大に合格しようと銘打ったものなのに、東大ばかりを例にあげて申し訳ありません。しかしやはり東大の方が、「SAPIX鉄緑会だ開成だ灘だ筑駒だ」といったエリートグループを想像しやすいのでね...。

 

京大にもいっぱいいますよ。洛なんとかだ西大和だラサールだなんだって。ていうかラサールって高校だったんですね...。知らなかったです。ね?普通に生きてたら、私立高校の名前なんか知りっこないのです。

 

 

それはさておき、「東大に合格する」という結果を手に入れた二人の学生がいるとします。AくんとBくんとしましょう。

 

A君は父親が東大卒で官僚として働いています。あるいは大学教授や高校の先生などでもいいかもしれません。中学受験をして東京の有名私立中高一貫校に入学して、東大に現役で合格しました。

 

B君はシングルマザーで、パートとして働く母のもとでアルバイトをしながら公立高校に通い、現役で東大に合格したとします。

 

このとき我々はどう思いますか?必ずとは言いませんが、B君に同情するだろうしB君の方に一目も二目も置くはずです。

 

このように、「東大に合格する」という二つの同じ結果を手に入れた彼らですが、やはり私には、B君は相当な努力をしたんだろうなと思われます。B君のスタートラインはきっとかなり低かったでしょうから。

 

 

このことから言えるのは、たとえ結果は同じでも、人によってその努力量には差があるという事実です。

 

人を判断するのなら結果ではなく努力量でなければならない

ここまで読んできてくれた人ならきっと、「人の結果だけを見てその人の価値を判断してはいけない」となんとなく思ってくれていることでしょう。

 

ではなぜ、そもそも私たちにはそのような概念が植え付けられてしまっていたのか。

 

おそらく、企業が、大学入試が、模試が、人の努力量ではなく結果でのみ判断するから、でしょう。

 

そうした機関がそういった手段を取るのは現代では当然です。時間のない現代社会において、人の中身をじっくり観察することは容易ではありません。ですから彼らは数字や学歴などの目に見える結果のみで人を判断しています。

 

そうした価値観の中で生きてる私たちも、自然とそう考えるようになってしまったのでしょう。

 

 

そのように結果だけを見て人の価値を判断することは、我々私人間においては絶対にあってはなりません。

 

我々は機関ではありません。人の内面をじっくりと見てあげることができるのです。人を学歴だけで判断するようなことは、その人の努力量を見ずに判断するようなことは、人に対する冒涜でしかありません。

 

 

機関が人を判断する指標として学歴などを使うのは合理的です。

しかし個人の間で合理的に人を判断していく必要はないはずです。その人の価値を判断するならばその指標は決して学歴などではなく、その人がどのような道を歩んできたのか、その人の努力量ではないのかと思うのです。いえ、そうでなければならないはずです。

 

 

 

学歴主義からの脱却

こうして考えると、Fラン大学の人を馬鹿にすることはあり得ません。彼らの環境はきっと良いものではなかった、そう考えるべきでしょう。彼らの努力量はきっと並みの家庭から並みの大学に行く人たちと大差はないはずです。

もちろん、例外はあるでしょうが、少なくとも彼らがクズなのかどうかは学歴で判断すべきではありません。彼ら一人一人をじっくり見つめて、そのあと立派な人物かクズか判断をすればよろしい。

 

先ほどのB君のような子なら、地方の国立大に合格したりしただけでも素晴らしいことですし。

 

我々に関してもそうです。ネットの書き込みなどを見て、私文はクソだとか旧帝じゃないとダメとか考えていたとしたら、それが本当に自分の環境に見合った志望なのかを考えるべきです。

 

もちろん、金持ちじゃないなら地方の普通の大学にしとけ!ということではありません。ただ、家庭に見合わない大学を志望することは修羅の道で、苦しくて、そして諦めてもなんら恥ずべきことではないのですよと、そうお伝えしておきます。だって環境が違うから、努力量の差が大きいんですもの。

 

 

学歴至上主義は自身を苦しめ、周りの人を傷つけるだけです。捨て去りましょう。

 

 

 

 

最後に

かなり長くなってしまいました。もちろん賛同できない!という方もいるかもしれません。それならばまあ、それでいいではありませんか。人にはいろいろな考え方の人がいますし、こんなの言ってしまえば金持ちへのひがみでしかないです。

 

それでもこうした考えを持った時、私は滑り止めの同志社に行くことに一切のためらいが無くなりました。自分の家庭から同志社に行くのなら、十分すぎるだろうと考えたのです。(結果的に運よく京大に合格しましたが。)

 

 

もちろん私文はクソ!だとかつまらない価値観をお持ちの方も一定数いると思いますが、日本の半分は高卒以下ですし、海外に出てしまえば日本の大学のどこ出身かなんて塵芥と化すでしょう。

 

 

どうぞ学歴主義を捨てて、人の真価を判断してあげられるような優しい人になってください。そして、学歴に囚われたかわいそうな自身を解放してあげてください。

 

 

 

 

 

 

 

うーんいまいちまとまりがない...読みにくいですね。

数日後に見返して改訂したりすると思うので、暇なときに見返していただけるとより鮮明に内容が入ってくることと思います。

まだまだ拙文量産機でしかありませんが、いろんな方に読んでいただけているようで大変うれしく思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。